いものやま。

雑多な知識の寄せ集め

哲学

『正義の教室』を読んでみた。

飲茶さんの新刊、『正義の教室』を読んでみたので、その感想とか。 正義の教室 善く生きるための哲学入門作者: 飲茶出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2019/06/20メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る 「正義」って何だろう? …

人工知能と幸福な人生。

この前の木曜日に『人工知能のための哲学塾・未来社会編 第五夜「人工知能にとって幸福とは何か?」』に参加してきた。 難しいテーマだったけど、議論もとても面白く、すごく楽しめた。 ニコ生は以下から: そして、ちょっとしたショートショートを思いつい…

般若心経の話。

この前、文章を書くことについての記事を書いた: その関連になるのだけど、過去のツイートをいろいろ漁ってると、そういえばこんなことをツイートしてたよなぁ、というのがいろいろ出てくる。 せっかくなので、そういったものをちょっと拾い上げていこうか…

文章を書くということ。

この間、MacBook Airを買ったので、今、iMacからの移行をやっている。 そんな中で、過去のデータを漁っていたら、懐かしい文章が出てきた。 それは、大学のときに所属していた将棋サークルの部誌に関する文章なのだけど(自分はサークル内で部誌を担当する係…

『人工知能のための哲学塾・未来社会編 第参夜「人工知能は文化を形成するか?」』に参加してきた。

このブログでも何度か紹介している、『人工知能のための哲学塾』。 その第三弾ということで、未来社会編が現在進行形で開催されている。 その第参夜が1/29(火)に開かれて、自分も参加してきたのだけど、ちょっと考えたことがあったので、それについて書い…

現代人は首が痛い。

いつまでもお正月の記事をトップにしておくのもなんなので、簡易更新。 昨日、いつものように、電車で帰宅している途中のこと。 いつも武蔵浦和で乗り換えしているんだけど、埼京線のホームから武蔵野線のホームに向かい、電車が来るのを待っていた。 ちょう…

『現れる存在』を読んでみた。

『現れる存在』を読んで、これが非常に面白い本だったので、紹介したい。 現れる存在―脳と身体と世界の再統合作者: アンディ・クラーク,池上高志,森本元太郎出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2012/11/09メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 198回…

『飲茶の「最強!」のニーチェ』を読んでみた。

飲茶さんの書いたニーチェ入門本『飲茶の「最強!」のニーチェ』。 飲茶の「最強! 」のニーチェ作者: 飲茶出版社/メーカー: 水王舎発売日: 2017/11/30メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 出たのはだいぶ前なのだけど(約半年前)、hontoで電…

『人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇』を読んでみた。

『人工知能のための哲学塾』に続く第二弾、『人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇』を読んだので、その感想とか。 人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇作者: 三宅陽一郎出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社発売日: 2018/04/20メディア: 単行本この商品を含…

『てつがくフレンズ』を読んでみた。

すごーい! 君は哲学が好きなフレンズなんだね! ということで、飲茶さん(原作)の新刊、『てつがくフレンズ 女の子の姿になった哲学者たちの哲学学園』を読んでみたので、感想とか。 てつがくフレンズ 女の子の姿になった哲学者たちの哲学学園作者: 飲茶,.…

『人工知能のための哲学塾・東洋編 第弐夜「井筒俊彦と内面の人工知能」生中継』を観てみた。

以前、三宅先生の書いた『人工知能のための哲学塾』を読んだ感想を書いた。 その続きということで、東洋編が現在進行形で展開されている: 上に挙げた通り、ニコ生でタイムシフト視聴出来るので、両方とも観てみた。 で、第弐夜に関してちょっと思うことがあ…

「交換」について考えてみた。

昔のブログに書いた記事から。 書いたのは2004年9月3日で、書いた時のタイトルは『交換。』。 Chronicle 2ndを聞いていて、ふと思ったことのメモ。 Chronicle 2ndアーティスト: Sound Horizon,霜月はるかメディア: CDこの商品を含むブログを見る ちなみに、…

時間に関する思考実験。

この前、言語の限界に関する考察を書いた。 この中で、時間論について少し触れた。 なので、昔書いた時間に関する思考実験を少し。 書いたのは、2004年11月3日。 時間についての、自分の考えをとりあえずまとめたもの。 とりあえず、思考実験を。 問1. もし…

言語の限界について考えてみた。(まとめ)

これまでの各記事は以下から。 はじめに / 上下左右のない世界 / 疑問と根本的な限界 言語の限界について考えてみた。(その1) - いものやま。 言葉と意味、知っているということ 言語の限界について考えてみた。(その2) - いものやま。 「限界」のモデル…

言語の限界について考えてみた。(その5)

前回の続き。 今回が最後で、書いたのは2007年の12月30日。 言語に対するモデル 「犬をください」これは授業で扱ったプリントに載っていた四コマの出だしである。 この後、店員はどんな種類の犬を欲しがっているのかを尋ねるのだが、客の主張はどんな種類の…

言語の限界について考えてみた。(その4)

前回の続き。 今回は(6)で、書いたのは2007年12月27日。 時間はどこからやってくるのか 「時間はあっという間に過ぎ去ってしまう」「一年はあっという間だった」という言葉はよく聞かれる。 しかし、なぜそう感じるのかということを考えてみると、これは不…

言語の限界について考えてみた。(その3)

前回の続き。 今回は(4)と(5)で、書いたのはそれぞれ、2007年11月10日、11月24日。 「限界」のモデル ところで、「限界」という言葉を何気なく使ってきたが、これからより厳密な議論を行っていくために、この「限界」という言葉について、考察を加えてお…

言語の限界について考えてみた。(その2)

前回の続き。 今回は(3)で、書いたのは2007年10月21日。 言葉と意味、知っているということ 言葉の意味とは何であろうか。 この問いに対して、飯田隆の『ウィトゲンシュタイン』によれば、後期のウィトゲンシュタインは次のように考えていたという。 スロ…

言語の限界について考えてみた。(その1)

この前、「自分探し」に関する昔の記事を紹介した。 この中で、「限界」のモデルについて言及している部分があったけど、それに関連したこれまた昔の記事を紹介。 書いたときのタイトルは『言語の限界に関する考察。』で、(1)〜(7)の長編だったので、こ…

「自分探し」について考えてみた。

前回、PULLTOP繋がりの昔の記事を紹介した。 この中で言及している記事をこのブログではまだ紹介していなかったので、その紹介。 書いたのは2004年11月5日で、そのときのタイトルは『自分探し?。』。 「自分探し」なるものについて。 他のブログを読んでい…

「夢」を語ることについて。

前回、PULLTOPのゲームに関連した昔の記事を紹介した。 その繋がりで、これまた昔に書いた記事をちょっと紹介。 書いたのは2005年の9月30日。 書いたときのタイトルは、『夢。』 『夏少女』というゲーム(※18禁)をやっていて、印象に残ったところがあったの…

ゲームと文学と萌えと異化。

この前書いた言葉にするということ。 - いものやま。に関連して、同じPULLTOPのゲームに関して言及した昔の記事をちょっと紹介。 書いたのは2005年6月20日。 このブログでこういうのを書くのはよそうと思ってたんだけど、とあるゲームをやっていて、どうして…

言葉にするということ。

Twitterを見てたら、次のようなツイートが。 わかる。言葉や文字にすると、すごく強化されるんだよねぇ。— ひげくまごろう@奥やん赤子やん大好きマン (@kumagoro_h) 2017年2月2日 これを見て、昔書いた文章を思い出したので、紹介しようかな、と。 書いたの…

選択と責任の話。

つい最近、『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のことを教えてくれた。』(以下、『ニー哲』)を読んだ。 ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。作者: 原田まりる出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2016/09/30メディ…

『人工知能のための哲学塾』を読んでみた。

『人工知能のための哲学塾』を読んだので、感想とか。 人工知能のための哲学塾作者: 三宅陽一郎出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社発売日: 2016/08/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (7件) を見る この本は「何を」扱っているのか ディープラーニ…

『ロボットの心 7つの哲学物語』を読んでみた。

ここ数日、過去に書いた文章を引っ張り出してきてるけど、これも過去に書いたもの。 書いたのは2004年8月31日。 『ロボットの心 7つの哲学物語』(講談社現代新書、柴田正良 著)を読んでいてふと思ったことのメモ。 ロボットの心-7つの哲学物語 (講談社現代…

『存在』を生むもの。

昨日は『ちょびっツのツの字』に投稿した文章を紹介した。 この文章には「関係性」の哲学がよく表れているんだけど、いろいろ足りていない部分がある。 その足りていない部分に関する、当時の自分の問題意識を書いた散文を紹介してみる。 書いたのは2003年の…

大切な『ココロ』。

昨日の記事に関連して、『ちょびっツのツの字』に投稿した他の文章も。 ちょびっツのツの字―Chobits fan book (KCデラックス)作者: CLAMP出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/03メディア: コミックこの商品を含むブログを見る 昨日の記事は、以下から。 以…

「この身体」の位相性について。

昨日、シンギュラリティに関する話をした。 ここでは最後にステークホルダーになるための身体の必要性について述べた。 そのことに関して、昔自分が書いた文章をちょっと思い出したので、紹介したいと思う。 ちょびっツのツの字 自分はCLAMPが好きなんだけど…

シンギュラリティはやってくるのか。

AlphaGoが囲碁のトップ棋士に4-1で勝ち越したことで、にわかにシンギュラリティ(技術的特異点ーー AIが人間を超えること)が起こる真実味が増してきた、というのがある。 これに関して、自分が思っていることを書いてみたい。 ちなみに、シンギュラリティに…