いものやま。

雑多な知識の寄せ集め

読書

『Pythonでスラスラわかる ベイズ推論「超」入門』を読んでみた。

『Pythonでスラスラわかる ベイズ推論「超」入門』を読んでみたので、軽く感想とか。 Pythonでスラスラわかる ベイズ推論「超」入門 (KS情報科学専門書)作者:赤石 雅典講談社Amazon 概要と感想 ベイズ推論の本はいろいろあるけど、この本は理論というよりツ…

読書会をやってみた話。(その3)

前回の続き。 デザパタ読書会 ProGit読書会のあと、前回紹介したスモールデータ解析読書会とは別に、自分はオライリーの『Head Firstデザインパターン 第2版』を読む読書会を企画した。 Head Firstデザインパターン 第2版 ―頭とからだで覚えるデザインパター…

読書会をやってみた話。(その2)

前回の続き。 スモールデータ解析読書会 ProGit読書会が終わったあと、業務(データ分析)ともっと関係ある本も読んでいきたいということで、『スモールデータ解析と機械学習』を読んでいく読書会を他の方が企画してくださった。 スモールデータ解析と機械学…

読書会をやってみた話。(その1)

一昨年や去年のふりかえりで少し触れたけど、会社で読書会をやってみたので、その話を少ししてみたい。 動機 connpassなどでいろんな勉強会に参加してるので、いつかは自分でも勉強会を主催してみたいなぁと。 ただ、誰でも参加できる勉強会をいきなりやるの…

半正定値計画問題と計量学習の話。(その2)

前回の続きで、計量学習の問題を実際にソルバーで解いてみる。 これは数理最適化 Advent Calendar 2023の4日目の記事です。 PICOS ここではPythonでPICOSというライブラリを使って解いてみる。 PICOSは最適化問題をいい感じに表現できるライブラリで、ソルバ…

半正定値計画問題と計量学習の話。(その1)

最近『異常検知と変化検知』を読んでたら思わぬところで半正定値計画問題が出てきたので、その話をしてみたい。 異常検知と変化検知 (機械学習プロフェッショナルシリーズ)作者:井手剛,杉山将講談社Amazon これは数理最適化 Advent Calendar 2023の3日目の記…

『エネルギー・リスクマネジメントの数理モデル』の紹介。

『エネルギー・リスクマネジメントの数理モデル』が面白かったので紹介。 エネルギー・リスクマネジメントの数理モデル (確率工学シリーズ)作者:誠, 田中,隆太, 〓嶋,重喜, 鳥海朝倉書店Amazon これは数理最適化 Advent Calendar 2022の7日目の記事です。 概…

技書博7にサークル参加してきた。

11/20(日)に東京都立産業貿易センター台東館の7階で第七回技術書同人誌博覧会が開かれた。 技書博7 ここにサークル「いもあらい。」として参加してきたので感想とか。 以前の参加の様子は以下から: 当日の様子 ひさびさのオフラインイベントで勝手を忘れて…

『オブジェクト脳への一歩』というLTをしてみた。

株式会社ラクスさんの主催する勉強会で「リーダブルコード LT会 - vol.3」というのがあったので、LT登壇してみた。 話したのは『オブジェクト脳への一歩』というLT。 オブジェクト指向の本はいろいろあるけど、一番の入り口である「処理から考え始めるんじゃ…

私のコード履歴書。(その3)

前回の続き。 個人開発 そんなわけで組込み向けのIDEの開発をやってたんだけど、いろいろあって辞めて、個人開発をやったりもした。 その様子はこのブログの過去記事でも書いたりしてる。 この期間にまずやったのは、Rubyをもっと本格的に学ぶということ。 R…

私のコード履歴書。(その2)

前回の続き。 大学(後半)〜大学院 そんなわけでPerlでいろいろ遊んでたんだけど、世間はオブジェクト指向だってことでJavaも勉強したりした。 時期的にはジェネリクスや拡張for文が導入されたり、AWT&AppletからSwing&Java Web Startへ移行したりという時…

私のコード履歴書。(その1)

技術書典で買った『失敗プログラマー 第2版』を最近読んだ。 その中で「私のコード履歴書」というのがあり、著者がプログラミングを始めてからどんなものを書いてきたかを列挙してるんだけど、これが面白かった。 そこで、自分もコード履歴書を書いてみよう…

技書博5にサークル参加してきた。

6/19(土)にサークル「いもあらい。」として第五回技術書同人誌博覧会に参加してきたので、その感想とか。 以前の参加の様子は以下から: 感染対策とか 今回は久々のオフラインイベントだったけど、感染対策でこれまでのイベントとはいろいろ違ったなというの…

『Rubyで作る奇妙なプログラミング言語 ヘンな言語のつくりかた』を読んでみた。

先週、『自作プログラミング言語の集い』という勉強会に参加してみた。 そこで紹介されてた『Rubyで作る奇妙なプログラミング言語 ヘンな言語のつくりかた』という本が面白そうだったので、買って読んでみた。 Rubyで作る奇妙なプログラミング言語 ~ヘンな…

『Python実践データ分析100本ノック』を読んでみた。

『Python実践データ分析100本ノック』がいい本だったので、紹介したい。 Python実践データ分析100本ノック作者:下山 輝昌,松田 雄馬,三木 孝行発売日: 2019/09/27メディア: 単行本 概要 この本は、実務で実際にありそうなシーンを対象として、どういったこと…

『鋼のメンタルを手に入れる ゴリラ式メタ認知トレーニング』を読んでみた。

メンタルを鍛えないとなぁと思って読んだ『鋼のメンタルを手に入れる ゴリラ式メタ認知トレーニング』が面白かったので、紹介。 鋼のメンタルを手に入れる ゴリラ式メタ認知トレーニング作者:いっちー発売日: 2020/02/26メディア: 単行本(ソフトカバー) 心…

統計検定2級を受けてみた。

現在、就活中なんだけど、しばらく活動してみて全然ダメだったので、実績に少し箔をつけるために統計検定2級を受けてみた。 無事合格したので、どんな勉強をしたかなどを紹介したい。 統計検定2級とは 統計検定は、統計学に関する知識や活用力を評価する検定…

『0から分かる!ソート・選択アルゴリズムと資源配分問題』を読んでみた。

新型コロナの影響で技術書典8は中止になったけど、技術書典 応援祭が絶賛開催中。 そんな中で買ったねず宮ちんじろうさんの『0から分かる!ソート・選択アルゴリズムと資源配分問題』が面白かったので、紹介したい。 概要 アルゴリズムの基本とも言えるソー…

『世にも美しき数学者たちの日常』を読んでみた。

『世にも美しき数学者たちの日常』が面白かったので紹介したい。 世にも美しき数学者たちの日常作者:二宮 敦人発売日: 2019/04/11メディア: 単行本 数学者ってどんな人なんだろう? 数学者といえば数学を研究している人のことだけど、そもそも数学を研究する…

スロー空手ストレッチの紹介。

2020年にやっていきたいこと。 - いものやま。でちょっと書いたスロー空手ストレッチの紹介。 スロー空手ストレッチとは スロー空手ストレッチとは、空手家の高橋優子さんが考案した肩こり解消のためのストレッチ方法。 肩こりすっきり スロー空手ストレッチ…

『lain, anonymous insight note』と参考文献の紹介。

第二回技術書同人誌博覧会で頒布した新刊『lain, anonymous insight note』(以下、『lainノート』)と、その参考文献を紹介したい。 これはヲレの話を聞け〜! 技術の薄い本、著者からのオススメ Advent Calendar 2019 - Adventarの24日目の記事です。 今更…

『マインドセット 「やればできる!」の研究』を読んでみた。

『マインドセット 「やればできる!」の研究』がとても面白かったので、内容を簡単にまとめておく。 マインドセット「やればできる! 」の研究作者: キャロル・S・ドゥエック,今西康子出版社/メーカー: 草思社発売日: 2016/01/15メディア: 単行本(ソフトカバ…

『ふりかえり読本 学び編』を読んでみた。

この前行ってきた、技術書同人誌博覧会。 そこで買った本の一つである、『ふりかえり読本 学び編』を読んでみたので、感想など。 概要 日々の活動を改善させていこうと思ったときに必要となるのが、『ふりかえり』。 そんなふりかえりの手法をいろんなところ…

『数学ガールの秘密ノート/ビットとバイナリー』を読んでみた。

結城浩先生の新刊、『数学ガールの秘密ノート/ビットとバイナリー』をさっそく読んでみたので、感想など。 数学ガールの秘密ノート/ビットとバイナリー作者: 結城浩出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2019/07/20メディア: 単行本この商品を含むブロ…

『正義の教室』を読んでみた。

飲茶さんの新刊、『正義の教室』を読んでみたので、その感想とか。 正義の教室 善く生きるための哲学入門作者: 飲茶出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2019/06/20メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る 「正義」って何だろう? …

『コミック版 たった1分で人生が変わる片づけの習慣』を読んでみた。

ちょっと仕事でいろいろダメージ受けてて、ほとんど更新できてない・・・ で、部屋の片づけも出来てなくて、「汚部屋」になってしまってる。。。 これはアカンなということで、片づけを始めることにした。 この『コミック版 たった1分で人生が変わる片づけの…

『RubyでつくるRuby ゼロから学びなおすプログラミング言語入門』を読んでみた。

前から気になってた『RubyでつくるRuby』をこの前の技術書展5で購入して読んだので、その感想とか。 RubyでつくるRuby ゼロから学びなおすプログラミング言語入門作者: 遠藤侑介,hirekoke出版社/メーカー: ラムダノート発売日: 2017/03/31メディア: 単行本(…

『現れる存在』を読んでみた。

『現れる存在』を読んで、これが非常に面白い本だったので、紹介したい。 現れる存在―脳と身体と世界の再統合作者: アンディ・クラーク,池上高志,森本元太郎出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2012/11/09メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 198回この商品を…

『飲茶の「最強!」のニーチェ』を読んでみた。

飲茶さんの書いたニーチェ入門本『飲茶の「最強!」のニーチェ』。 飲茶の「最強! 」のニーチェ作者: 飲茶出版社/メーカー: 水王舎発売日: 2017/11/30メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 出たのはだいぶ前なのだけど(約半年前)、hontoで電…

『人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇』を読んでみた。

『人工知能のための哲学塾』に続く第二弾、『人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇』を読んだので、その感想とか。 人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇作者: 三宅陽一郎出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社発売日: 2018/04/20メディア: 単行本この商品を含…