いものやま。

雑多な知識の寄せ集め

端末

端末でGitを使いやすくする。

Gitには、端末での操作を楽にするためのツールが用意されている。 今日はそれらの紹介。 なお、シェルはBashを使っているという前提。 プロンプトに現在のブランチを表示する Gitのワークツリーで作業をしているとき、GitはSubversionとは違ってブランチを頻…

Curses for Ruby。(まとめ)

これまでの各記事は以下から。 インストールと動作確認 Curses for Ruby。(その1) - いものやま。 cursesライブラリの初期化・終了と、構成要素 Curses for Ruby。(その2) - いものやま。 ウィンドウの描画について Curses for Ruby。(その3) - いもの…

Curses for Ruby。(その6)

昨日は文字の入力について説明した。 基本的な内容はこれで終わりなんだけど、出力する文字を修飾したり、色をつけたい場合もあるかと思うので、今日は出力する文字の修飾について説明していく。 出力文字の修飾 出力する文字に修飾をつけたい場合、属性を指…

Curses for Ruby。(その5)

昨日はウィンドウの位置と移動について説明した。 今日は文字の入力について。 文字の入力と入力モード 通常、文字の入力はバッファリングされ、Enterキーを押された時点で初めてユーザプログラムにはデータが渡される。 しかし、それではCUIアプリケーショ…

Curses for Ruby。(その4)

昨日はウィンドウの生成・削除と描画について説明した。 今日はウィンドウの位置と移動について説明する。 ウィンドウの位置と移動 ウィンドウは、位置を変えたりサイズを変更したりすることが可能。 まず、ウィンドウの位置を取得するには、以下のメソッド…

Curses for Ruby。(その3)

昨日はcursesライブラリの基本的な内容について説明した。 今日はウィンドウの生成・削除と描画について。 ウィンドウの生成・削除 ウィンドウは、画面に出力する文字情報を持った矩形の領域。 Cursesでは、ウィンドウに対して文字を追加・削除する操作を行…

Curses for Ruby。(その2)

昨日はcursesライブラリの動作確認まで行った。 今日はcursesライブラリの基本的な内容について。 cursesライブラリの初期化・終了処理 cursesライブラリを使う場合、まず初期化が必要となる。 cursesライブラリを初期化するには、次のモジュール関数を呼び…

Curses for Ruby。(その1)

以前、noteに書いた記事だけど、こちらにも。 CUIのアプリケーションを作るときによく利用されるのが、Cursesというライブラリ。 Rubyの場合、準標準ともいえるcursesライブラリがあり(※1.9.3までは標準添付ライブラリ)、これを使うのが一般的だと思う。 …

wpコマンドの紹介。

昨日、Screenの紹介をした。 それに関連して、wpコマンドを紹介したい。 別の仮想端末と同じディレクトリに移動したい Screenを使っていてよくあるのが、「別の仮想端末と同じディレクトリに移動したい」ということ。 そんなときに使えるのが、wpコマンド。 …

Screenのススメ。

プログラムをするとき、長時間を過ごすことになる端末。 このとき、一つのウィンドウ、一つのディレクトリだけで作業していると、何かと不便。 かといって、何個もウィンドウを開いたりすると、煩雑。 Macのターミナルの場合、タブを使うことも出来るけど、…

端末とエスケープシーケンスの話。

昔のブログで書いた記事から。 書いたのは2010年9月26日。 事の起こり 会社でscreenを使い出すようになって、じゃあ家でもscreenを使えるようにしようと思い、ついでにbashのプロンプトも会社で使っているのと同じにしようと思って、会社での設定を自分のPC…