いものやま。

雑多な知識の寄せ集め

技術

TeXで同人誌を作ってみた。(まとめ)

これまでの各記事は、以下から。 基本 TeXで同人誌を作ってみた。(ビルド環境構築) - いものやま。 TeXで同人誌を作ってみた。(フォント周り) - いものやま。 デザイン TeXで同人誌を作ってみた。(見出しデザイン) - いものやま。 TeXで同人誌を作って…

TeXで同人誌を作ってみた。(パッケージ紹介)

長かった振り返りも今日で終わりで、最後は使ったパッケージの紹介。 okumacroパッケージ いろいろ入ったパッケージ。 自分が使った機能はルビと均等割くらい(のはず)。 colorパッケージ 色関係のパッケージ。 今回は\textcolor[gray]で文字の濃さをしてい…

TeXで同人誌を作ってみた。(マクロ)

今日は自分が定義したマクロを軽く紹介。 小物 まずは簡単なものから。 % 空行 \newcommand{\emptyline}{\vspace{\baselineskip}} % 三点リーダ \newcommand{\santen}{$\cdots\cdots$} % 倍角ダーシ \newcommand{\dash}{------} このあたりは必要ならあとで…

TeXで同人誌を作ってみた。(ハイパーリンク)

今日は電書版でリンクをつける方法について。 なお、印刷用と電書用の分離については以下を参照: hyperrefパッケージ ファイル内でリンクによる移動ができるようにするにはhyperrefパッケージを使う。 ただし、和文だと問題があるようなので、pxjahyperパッ…

TeXで同人誌を作ってみた。(表紙/裏表紙の画像)

今日は電書版について表紙/裏表紙の画像を載せる方法について。 印刷用では表紙/裏表紙は別ファイルとして作成するのでPDFに入れる必要はないんだけど、電書版の場合は入ってないと格好がつかない。 けど、単に画像を貼ろうとすると本文領域のところに出力さ…

TeXで同人誌を作ってみた。(隠しノンブル)

今日は隠しノンブルの出力について。 なお、印刷用と電書用の分離については以下を参照: 隠しノンブルとは まずノンブルというのはページ番号のこと。 ただ、ページ番号は途中までi, ii, ... として、途中でリセットして1, 2, ... としたりすることがある。…

TeXで同人誌を作ってみた。(トンボ)

今日は昨日の記事で省略したトンボの出力について。 トンボとは そもそもトンボって何?という話。 トンボというのは裁断の目印となるマークのこと。 紙の大きさとピッタリ同じデザインだと、紙の裁断が少しズレると微妙な空白が入ってしまったりする。 それ…

TeXで同人誌を作ってみた。(印刷用/電書用の分離)

今日は印刷用と電書用でソースを分離した話について。 印刷用と電書用での要件の違い 印刷用のPDFと電子書籍用のPDFでは、必要な要件が異なってくる: 印刷用 トンボが必要 隠しノンブルが必要 電子書籍用 表紙/裏表紙の画像が必要 ページ間のリンクが必要 …

TeXで同人誌を作ってみた。(索引)

昨日に引き続き、同人誌制作の振り返り。 今日は索引の作り方について。 なお、とは区別せずに扱っている。 参考にしたのは以下: LaTeX2ε辞典 増補改訂版 (DESKTOP REFERENCE)作者: 吉永徹美出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2018/08/24メディア: 単行本(ソ…

TeXで同人誌を作ってみた。(参考文献)

技術書典7にサークル参加したことの振り返りも終わったので、同人誌制作の振り返りへ。 今日は参考文献の一覧の作り方について。 なお、とは区別せずに扱っている。 参考にしたのは以下: LaTeX2ε辞典 増補改訂版 (DESKTOP REFERENCE)作者: 吉永徹美出版社/…

技術書典7にサークル参加してきた。(気づき編)

昨日は当日の様子を振り返った。 今日はいろいろ気づいたことをまとめてみたい。 チェック数の推移 まずはチェック数の推移に関して。 最初は毎日チェックしていたわけではないので、大雑把な数字。 途中からは大体寝る前(23時くらい)の数字のはず。 日付 …

技術書典7にサークル参加してきた。(当日編)

昨日は当日までの準備を振り返った。 今日は当日を振り返ってみたい。 タイムテーブル まずは当日のざっくりした動きから。 ちなみにスペースは「え23C」で3階。 時間 出来事 9:20 池袋のいけふくろうに到着。待ち合わせ時刻は9:45。張り切りすぎた。 9:50 …

技術書典7にサークル参加してきた。(準備編)

9/22(日)に開かれた技術書典7にサークル「いもあらい。」で参加してきたので、その振り返りを。 まずは当日までの準備に関して。 同人誌制作自体の振り返りは他記事を参照。 あと、各タスクはGithubプロジェクトボードを使って管理した: やったこと一覧 入…

TeXで同人誌を作ってみた。(奥付)

同人誌を作るときに必要となるのが奥付。 これはその同人誌を発行したのが誰か分かるようにし、何かあったときに問い合わせが出来るようにするため。 印刷所を使う場合、印刷所の名前も入れることになる。 仕様 今回、奥付は次のようにすることにした: 連絡…

TeXで同人誌を作ってみた。(ページスタイル作成)

今日はページスタイルの作成について。 なお、とは区別せずに扱っている。 参考にしたのは以下: LaTeX2ε辞典 増補改訂版作者: 吉永徹美出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2018/08/24メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 余談だけど、の入門書という…

TeXで同人誌を作ってみた。(目次デザイン)

今日もの話で、目次のデザインについて。 なお、とは区別せずに扱ってる。 参考にしたのは以下: LaTeX2ε辞典 増補改訂版 (DESKTOP REFERENCE)作者: 吉永徹美出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2018/08/24メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブロ…

TeXで同人誌を作ってみた。(見出しデザイン)

今日もでの同人誌制作について。 今日は見出しのデザインについて。 なお、昨日と同様でとは区別せずに扱ってる。 参考にしたのは以下: LaTeX2ε辞典 増補改訂版 (DESKTOP REFERENCE)作者: 吉永徹美出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2018/08/24メディア: 単行…

TeXで同人誌を作ってみた。(フォント周り)

昨日に引き続き、同人誌制作にを使って学んだことについて。 今日はフォント周りについて。 なお、現時点での理解を書いていて正確性には欠けるので注意。 あととを区別せずに扱ってる。 参考にしたのは以下とか: [改訂第7版]LaTeX2ε美文書作成入門作者: 奥…

TeXで同人誌を作ってみた。(ビルド環境構築)

今日からはを使って学んだことをまとめていく。 なぜを使ったか 文章が主体の同人誌を作る場合、組版に使えるソフトはいくつか候補がある。 特に有力なのがRe:VIEW。 実績が多く、また同一ソースから複数のファイル形式に出力できる魅力がある。 ただ、以下…

Githubプロジェクトボードで同人誌制作のタスク管理をやってみた。

今日も技術書典7で頒布する『Math Poker Girl』の作成に関する振り返り。 今日はタスク管理をGithubプロジェクトボードでやってみたという話。 Githubプロジェクトボードとは GithubプロジェクトボードはGithubが提供するタスクボード。 タスクボードアプリ…

同人誌の執筆(文章作成・推敲)で気づいたこと。

昨日に引き続き、技術書典7で頒布する『Math Poker Girl』の作成に関する振り返り。 今日は執筆する中で気づいたことについて。 読点の打ち方 段落の分け方 不要な語句の削除 索引の入れ方 うわっ・・・私の読点、多すぎ・・・? 自覚なかったんだけど、自分…

睡眠リズムアプリ「SleepTown」を使ってみた。

毎日を健康に過ごすには、規則正しい睡眠が必須。 けど、意志の力だけでは誘惑も多く、なかなか上手くいかないもの・・・ そんなときは「仕組みの力」を使うのが一番。 ゲーム感覚で睡眠リズムを作っていけるアプリ「SleepTown」を使ってみた。 SleepTownSEE…

技術書典7の新刊『Math Poker Girl』の表紙を作ってみた。

技術書典7に出す予定の新刊『Math Poker Girl』の表紙を作ってみた。 イラスト描けないのに頑張って作ったので、そのメモがてら、どうやって作ったのかを書いてみたい。 ベースの作成 まずはベースの作成。 これは『数学ガール』のデザインをパクリ参考にし…

『ふりかえり読本 学び編』を読んでみた。

この前行ってきた、技術書同人誌博覧会。 そこで買った本の一つである、『ふりかえり読本 学び編』を読んでみたので、感想など。 概要 日々の活動を改善させていこうと思ったときに必要となるのが、『ふりかえり』。 そんなふりかえりの手法をいろんなところ…

技術書同人誌博覧会に行ってきた。

7/27(土)に、蒲田の大田区産業プラザPiOで開催された「技術書同人誌博覧会」、通称「技書博」に一般参加で行ってきたので、感想など。 第二回技術書同人誌博覧会のお知らせ | 技術書同人誌博覧会 技書博 「技書博」は、簡単に言ってしまえば、技術書オンリ…

MacBook Airでマウスを使いやすくしてみた。

MacBook Airのトラックパッドは最高なんだけど、ちょっと困ったことが。 それは何かというと・・・指が痛くなる。 もちろん、短い時間使うだけなら問題ないのだけど、長時間使っていると、少しずつダメージが蓄積されていって、ちょっと無視できない痛みに。…

「Lucid, the Dataflow Programming Language」を翻訳してみた。(その13)

ちょっと間が空いてしまったけど、前回の続き。 2.8 無限プログラミング Iswimファミリについてのこれまでの議論は、従来のオブジェクトが有限な代数に限定したものだった。 この形式のIswimは、ALGOLのような従来の命令型言語の再帰的サブセットに多かれ少…

技術書典7 はじめてのサークル参加meetupに行ってきた。

はい、というわけで、技術書典7にサークル参加で申し込んだ。 当選したら、技術書生やす! 技術書典については、以下の公式ページや、自分が一般参加したときのレポートを参照: はじめてのサークル参加meetup 今回行ってきたのは、以下のイベント: 技術書…

「Lucid, the Dataflow Programming Language」を翻訳してみた。(その12)

前回の続き。 2.7 遅延評価 しかし、Iswimの操作的(動的)解釈として、より適切なものがある。 この方法論では、プログラムは実行されると考えるのではなく、プログラムは評価されると考え、その評価は必要に応じて行われるとする。 この評価の方法は、必要…

「Lucid, the Dataflow Programming Language」を翻訳してみた。(その11)

前回の続き。 2.6 Iswimでの呼び出しと束縛 手続き的解釈の適用には注意が必要である。 というのも、そうでなければ、スコープ規則に関して間違いが生じる可能性があるからだ。 特に、グローバル変数を含む関数定義の正しい解釈について注意する必要がある。…