11/20(日)に東京都立産業貿易センター台東館の7階で第七回技術書同人誌博覧会が開かれた。
ここにサークル「いもあらい。」として参加してきたので感想とか。
以前の参加の様子は以下から:
当日の様子
ひさびさのオフラインイベントで勝手を忘れてないかなと思ったんだけど、とくに問題なくセットアップ完了。 9時半ちょっと過ぎにはサークル入場できて、まったりと準備しても10時半前には準備万端となった。
準備がスムーズにできるようになったのは、既刊を入れるための袋を用意して楽に取り出せるようにしたことと、写真右側の展示棚を導入したのが大きいかなと思ってる。 このあたりの話もいずれしてみたい。
それにしても、前回の技書博5ではTeXグッバイしたい本 vol.0を頒布してたので、そこからvol.1〜vol.3と3冊の本が生えたのは感慨深いものがある。 TeXグッバイにはまだまだ遠いんだけどね。
今回面白かったのは、フリーペーパー企画があったこと。 自分もこの企画に乗ってフリーペーパーを用意してみた。
このフリーペーパーには自分の好きなパズルである天体ショーの問題を作って載せてみた。
以前書いた天体ショーの記事は以下で、数理最適化を使うとこういうパズルも解けるというのはなかなか面白いと思う。
イベントは11時に始まって16時まで。 人数を制限してたのと雨だったのもあってほとんど混まず、参加者の方々はじっくりと品定めしてる感じがあった。 自分も休憩時間にざっくりと回ったり。
そんなこんなで無事終了。
個人的には体力が保つかどうかが心配だったけど、そこまで大変なことにならなかったのでよかった。 (技術書典13に一般参加で遊びに行ったときはひさびさすぎて帰ってくる頃にはヘロヘロになってた・・・)
買った本
せっかくなので買った本をいくつか紹介。
ロストテクノロジー いちばんやさしいWeb1の話 Web1時代にもSNSは存在した?
Web 2.0が登場する前の、いわゆるホームページを作ったりしてた時代の話。
自分が高校に入ってiMac買ってもらっていじり始めたのが2000年頃なので、Web 2.0になる直前みたいなところなんだけど、ジオシティーズとかKENT WEBとか懐かしかった。そういえばウェブリングとかあったねぇ。
ちょっと偏ったインターネット老人会へようこそ -ネット昔話集-
こちらはパソコン通信の話とか個人サイトの話とか。 草の根BBSとか昔のCGの画像圧縮方法とかは全然知らなかったので興味深かった。 文章自体も昔のテキストサイトを彷彿とさせるような感じだったり。
「ウォーターフォール・モデル」の原典の「はず」のRoyce論文解説 その内容はまさかのアジャイル風味(予想外の内容)
タイトル長いな(^^;
品質公団さんの冊子で、ウォーターフォールの原典とされてる論文の内容を解説してくれている。 そう、この論文って世間一般で言われるウォーターフォールとは全然違っていて、もっといい内容なんよね。 それがちゃんと説明されてる冊子で、とてもよかった。
おとにゃのしゃかいかけんがく vol.1 水に関する社会科見学編
『ダム』のねこはうすさんの新刊。
すごく興味深いんだけど、本文でも言及があるとおり、フルカラーで見たかった・・・ でもいろんなところを歩いて回ってたので、出かけるときの参考にしてみたい。
関数型言語で学ぶプログラミングの基本
OCamlの入門書的な。 SATySFiとかOCamlで書かれてたと思ったので買って読んでみた。
まぁ普通の関数型言語というか、普通にプログラミングする部分はHaskellとかと同じ印象。 ただ、I/Oとかの面倒臭い部分は割り切って副作用ありますってしているようだったので、かなり取っ付きやすそうな印象はあった。 まぁだったら普通に関数型言語使わなくてもよくない?と思わないでもなかったけど。 型推論とかあるのが嬉しいのかなぁ?
宣伝
最後に宣伝で、今回の新刊はBOOTHでも頒布してるので、興味あればぜひ。
今日はここまで!