6/19(土)にサークル「いもあらい。」として第五回技術書同人誌博覧会に参加してきたので、その感想とか。
以前の参加の様子は以下から:
感染対策とか
今回は久々のオフラインイベントだったけど、感染対策でこれまでのイベントとはいろいろ違ったなというのが感想。
前回(技書博2)のときも(感染対策とは関係なく)混雑対策をしていたので、人が混み合うことなく快適な空間になっていた。 今回はそれがさらに推し進められて、表現は悪くなってしまうけど「ガラガラ」だった。 これだけ人流を減らせるんだというのは、正直驚き。 これなら感染のリスクはかなり下げられていたんじゃないかなと思う。
ちなみに、机も1卓を1サークルがまるまる使う感じ。
とても広くて快適だった・・・
机の間もかなり間隔がとられていて、誰かが言っていたけど、とても贅沢な空間の使い方だったと思う。
他にも、入場時に手の消毒をするのはもちろん、入場時間ごとにリストバンドの色を分けて会場に滞在している時間を調整したり(最大90分になるようにしていた)、サークルへのインタビューも無言で行ったりと、とても念入りな感染対策が行われていた。 スタッフさんには感謝の念しかない。
買い物>店番
ちなみに自分はというと、そんな感じだったので、店番はかなり暇だったw なので、本を読んだり、休憩がてら他のサークルさんを見て回ったりしてた。 たぶん店番してるよりも買い物してる方が楽しさの比重は大きかったかもw
やっぱり久々のオフラインイベントということで、買い物するのは楽しい。 自分の場合、見本紙を実際に手に取って中身を確認して、買った物理本が手にあり、そしてすぐ読めるというのが嬉しい感じ。 会場を歩き回っていろいろ見て回れるのも好き。 このあたりはオンラインだとなかなか難しいんよね。
買った本
それほど冊数も多くないので、せっかくだから買った本の紹介。
エンジニアのための英単語辞書
自分はプログラミングで命名こそが重要だと思ってるので、購入。
正直、少し物足りないかなという気はしないでもない。 単語数とか使い分けとか。 けど、とりあえず基本を確認するのにはよさそう。
異世界Git
エモい。
異世界Git「これもすべてリーナスって奴の仕業なんだ」って感じだったw
— やまいも@技書博5 (@yappy0625) 2021年6月19日
これから読む人のためにちょっと補足しておくと、最初の主人公は10代半ばの女の子。 描画の少なさもあってか、自分は途中まで20代くらいの若い男性だと勘違いしてた。 それだとエモさが激減するので注意。
確率で競馬は勝てるのか?
「ギャンブルで絶対に負けない方法がある・・・負けたら倍賭けを勝つまで繰り返すんだよ!」というのを実際にやっちゃいましたという本w どうなったのかは読んでのお楽しみw
こんなことでも実際にやってみるといろいろ知見が得られるんだなというのが面白かった。
Linuxへ入門するための手引き
あらかじめ書いておくと、ただLinuxが使えるようになりたいという実用性重視の場合には、あまりオススメできない(^^; 一方で、哲学とか歴史とかが好きな人は、そういった脇道の話がコンパクトにまとめられているので、楽しんで読めると思う(もちろん自分は後者)。
なんだろうね、こういう脇道の話って初心者を迷わせないという意味ではあまり書くべきではないとも思うんだけど、単純にそういうのを楽しめる余裕があってもいいとは思う。
高校で習う統計学
今は高校でも統計をやるんですよ、ということで、へぇと思って購入。
読んでるうちに、そういえば確率変数とか平均とか分散とか自分も高校でやってたなぁというのを思い出した。 それが統計という意識はほとんどなかっただけで。
ただ、さらに分布とか推定とかも範囲に入ってる感じっぽい。 そこらへんはさすがに高校ではやってなかったので、高校生大変だなぁという感じ。
スケジューリング問題のおはなし
スケジューリング問題もいろいろあるけど、扱ってたのは「キャンセル料を支払えば仕事をキャンセルできますよ」というものw その発想が面白いw そして、キャンセル額の上限があるときに、できるだけ早く仕事を終わらせるには、どの仕事をキャンセルして、どの仕事から取り掛かるといいのか、というのを議論してた。
解法としては動的計画法を使っていて、動的計画法の例としても参考になった。
宣伝
ちなみに、自分が技書博5で頒布した本はBOOTHから購入できるので、ぜひ。
今日はここまで!