いものやま。

雑多な知識の寄せ集め

技術動画の話。

技書博のアドベントカレンダーで何を書こうかなと考えていたんだけど、まとまったアウトプットの形として技術同人誌だけでなく技術動画というのもあるのではと思い立ち、今日はちょっと技術動画について話してみたいと思う。

これは技術書同人誌博覧会 Advent Calendar 2023の17日目の記事です。

動画のいいところ

思い返してみると、今年は動画(配信を含む)をめちゃくちゃ見た年だった。

これはホロライブのVTuberである角巻わためにハマったというのが大きい。

ほわほわした喋りがとても癒しで、リスナー(わためいと)のコメントを拾いながらおしゃべりをしつつ配信をしているので、距離がとても身近に感じられて居心地がいい。 小さい頃に、友達のうちにみんなで集まってワイワイしながらゲームを一緒に遊んだりした感覚よね。

他のホロメン(ホロライブメンバー)との絡みもてぇてぇ(尊い)・・・

そんな彼女も歌を歌えばめっちゃカッコよくて、そのギャップに驚かされる。 めっちゃいいんだよなぁ。

とまぁ閑話はこれくらいにしておいて、そんなわけで気がつくとYouTubeを開いて動画を見ていることが多かったり。 勉強会がオンラインで開催されたときにはYouTubeで視聴することも多かったし。

その中には技術的な話や教養のある話を扱ってるものもあって、面白いから気づくと時間が溶けてたり。 結果として本を読む時間がなくなって、積読が凄いことに(^^;

動画は見るのが本当に楽で、見る側は頑張ることが何もないのがめちゃくちゃ大きい。 どんなに面白い技術書でも、読もうと思ったら多少は気力を使うけど、動画ならポチッと再生ボタン押すだけだし。 仕事終わったあととかだと疲れて活字を読む気にならないときもあるけど、動画なら何も考えずに見ることができる。 堕落がヤバい。

あと動画は1本の時間が短いというのもある。 本を1冊読もうと思ったらそれなりの時間がかかるけど、動画だと短ければ数分、長くても30分とか1時間とかなので、比較的サクッと見れる。 まぁチリツモで時間が溶けていくんだけど。。。

そして図やイラストを使った説明が中心的になるので、視覚的に分かりやすいのも動画のいいところ。 UIとかは実際の操作や動きを見るのが一番分かりやすいしね。

さらにはチャンネル登録してれば勝手に新作が流れてくるのもいい。 そうでなくてもリコメンドの動画が無限に流れてくるしね。 そしてお金もかからないし。 動画ヤバい。

チャンネルの紹介

一例として自分がよく見ているチャンネルをいくつか紹介してみたい。

まずは「AIcia Solid Project」。

数学やAI関連の解説動画を出している個人勢のVTuberなんだけど、説明がとにかく分かりやすい。 かなり勉強になるので、機械学習とかをやってる人は押さえておきたいチャンネル。

ちなみに中の人はソシムさんから本も出していて、この本もとてもよかったのでオススメ。

あと最適化関連だと久保先生のやられている「サプライ・チェイン最適化チャンネル」。

すごく精力的に動画を出されていて、大学の講義で聴けるような話をタダで聴けるのはとても魅力的。 最適化の話はけっこう専門的になるので難しいけど、とても勉強になる。

他にも、企業がチャンネルを持っていて、勉強会を開いたりアーカイブを公開してたりというのもある:

この辺りは勉強会でよく見るやつ。

技術以外でも面白いチャンネルはたくさんあって、たとえば「へんないきものチャンネル」。

いろんな生き物の話を知ることができて、とても面白い。 けっこう時事的なネタ(熊の話とか)もあったりね。

「非株式会社いつかやる」というチャンネルでは歴史とか戦の話が紹介されている。

戦の展開がどんな感じだったのかという解説動画が好きなんだけど、図解されているのでめっちゃ分かりやすいんだよなぁ。 こういうのは本当に動画だからこそって思う。

あとYouTubeには本当にいろんなチャンネルがあるんだなと思わせるのが「古武道 浅山一伝会」。

なんと、古武道である浅山一伝流の宗家の先生が出演して、伝わっている兵法を解説してくれるチャンネルw この内容が本当に面白くて、なるほどなぁと思わされる。

最初に紹介したわためぇの所属するホロライブだと、今年入った儒烏風亭らでんがとても興味深かったりする。

初配信からとんでもなく破天荒な振る舞いをして注目を浴びてたんだけど(なにせ「第2回初配信」とか意味不明なことしてるw)、美術に関する造詣がとても深くて、実は学芸員の資格も持ってたりするらしい。 この美術話がとても面白い。

ホロライブの配信はいろいろ切り抜き動画が出てるので、まずはそういうのを見てみるといいと思う。

動画をアウトプットするには

さて、そんな感じで見る側にはいろいろメリットのある動画、でもこれをアウトプットとして出そうと思ったら大変なわけで。 気軽に動画作ろうとはなかなかならない。

でも見る側からしたら動画で見たいというのはけっこうあると思う。 それこそ今後はその需要はますます高まりそう。

なので、今後は技術同人誌を作る技術より、技術動画を作る技術の方が望まれるようになるのかも。 自分もTeXに替わる組版システムを作りたいよなと思いつつ、時代はむしろ本より動画だから、ニーズにあってないシステムになる可能性もあるよなぁと思ったり。

何かテキストでシナリオ的なのを書いて、そこから動画を生成できるとよさそうよね。 そうすればバージョン管理とかもできるだろうし、エンジニアに喜ばれそう。

実のところ、昔ボードゲームの動画を作ってたときにそんな感じのシステムを作ったことはあったり:

ただまぁこれはかなり使い勝手が悪かった。 ツールとしてのUXもそうだし、動画ファイルのことちゃんと理解しないで(今も理解してない)とりあえず出力が出るものを作ったのもあって、最終的な出力を得るには別の動画編集ソフトに取り込んで編集とかも必要だったし。

今なら何かいい感じのシステムがあるんじゃないかなぁ。

ちなみに昔ニコニコに技術動画をアップしたことがあったのを思い出したり。

懐かしいw

あと、今年の未踏ジュニアではゆっくり動画を作れるツールが発表されていた:

生成AIによる説明がどれくらい正しいのかというのはあるけど、それを抜きにしても、テンプレートに沿った動画を作れるというのはかなり魅力的に思えた。 こういったツールが今求められてるものなのかもしれない。

今日はここまで!