早いもので今年ももう終わり。
ということで、毎年恒例の振り返り。
ただ、今年はブログ以外にもいろいろあったので、ブログに限らずに振り返りをしてみたい。
去年の振り返りは以下:
仕事
まずは仕事の話から。
これはブログやツイッターでも何度か書いている通り、酷いもんだった。
体調が悪くてどうしようもなくて、精神的にもボロボロ。
おまけにボスから完全に嫌われてしまって、もうダメだった。
もちろん、転職活動をする気力もなかったので、次も見つけられずに6月末で退職。
ボスは正直どうでもいいんだけど、残ったメンバーが何事もなく過ごせてるといいんだけどなぁ・・・
どこで読んだんだか、「コントロールできないものをコントロールしようとすると、人は不幸になる」というのがあった。
それを考えると、自分に非があるなら自分を変えるしかないし、自分に非がないのなら別の場所に移るしかない。
なんで悪くない方が逃げなきゃならないんだという憤りは感じるけど。
(憎まれっ子、世にはばかる!)
ただ、そのとき、自分のやってきた仕事が蛸壷すぎたので、転職先がないというのが大きな問題だった。
組込み系の会社だったので、そこだけ見れば転職先はいろいろあるんだけど、自分がやってたのは組込み開発向けのIDEを作る仕事だったので、そんなことやってる会社は(半導体屋さんの自家製ツールを除いて)国内だとそこくらいしかない。
(競合はどれも外資の企業)
なので、市場では評価されず、社内でしか評価されないスキルセットになってた。
なので、未経験で別分野に移るしかない状態。
次は今回のようにならないためにも、他にも競合がいるような活発な市場に転職しないとなぁ。
市場価値を高め、いつでも転職できるようにならないと。
同人誌制作&イベント参加
今年一番大きかったのはコレ。
退職して、体調を元に戻しつつ充電&勉強する時間がとれたので、前々からやってみたかった同人誌制作(印刷所を使ったもの)に挑戦できた。
初めて印刷所を使うのはドキドキだったけど、無事本が出来てとてもよかった。
かなり刷りすぎてしまったけどw
https://imoarai.booth.pm/items/1680570
それに、を使って本を作るノウハウもだいぶ得ることができた。
まぁ、まだまだ分からないことも多いけどw
実際、上にまとめた内容もjsclasses(bxjscls)を使うものになってるので、jlreqだと違う部分もけっこうあるし(^^;
また、技術書典、文学フリマ、技書博、コミケと連続で参加して、ふりかえりをすることで出店のノウハウもだいぶ溜まった。
この前のコミケでだいぶいい感じになったので、出店ノウハウのまとめ記事も書いてみたい。
勉強会&LT
転職を考えるために勉強会やLTにも参加してみた。
今年発表したLTは次の2つ:
今までLTで発表したことなんてなかったので、いい経験になった。
そして、課題だなと思ったのは、発表資料の作り方。
上の資料はKeynoteで作って、見た目もけっこうオシャレな感じなんだけど、作るのにちょっと時間がかかりすぎた感じが。
バージョン管理も難しいし。
なので、Beamerを使って発表資料を作れるようになりたいところ。
(ただ、Beamerも少し触ってはみたけど、同様にけっこうクセが・・・)
体調管理
体調管理に関しては、整体に通って体の歪みを調整しつつ、プールに行って泳ぐようにしてた。
水泳に関しては、TIスイムを習得して、クロールで500m、平泳ぎで1,000m泳ぐのを年初の目標にしてた。
誰でもラクに美しく泳げる カンタン・スイミング―効率的に泳ぐトータル・イマージョン(TI)スイム・メソッド
- 作者:Terry Laughlin,竹内 慎司
- 発売日: 2008/08/01
- メディア: 単行本
TIスイムでの泳ぎ方はだいぶ分かってきた感じ。
力を抜いて流れるように泳げるようになったと思う。
ただ、息継ぎがなかなか上手くできなくて、今も試行錯誤中。。。
距離に関しては、ちょっと目標を大きくしすぎた(^^;
とりあえず、クロールは100m、平泳ぎは200〜300mくらいなら止まらずに泳げるようになった。
クロールも息継ぎの問題が解決すればもっと距離が伸ばせると思う。
他、SleepTownを使って睡眠リズムを整えるようにしてみた。
勉強会などがあると時間通りに寝れないことが多いけど、けっこういい感じ。
これは続けていきたい。
また、ラジオ体操をやるようにしてみた。
この効果はけっこう大きくて、体をかなり伸ばせてる感じがする。
ラジオ体操をやり始めてから、整体で腰回りがやわらかくなったと言ってもらえたし。
これも続けていきたい。
他にも試したこととして、スロー空手ストレッチときくち体操がある。
- 作者:髙橋 優子
- 発売日: 2017/07/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 作者:熊野 チコ
- 発売日: 2019/04/18
- メディア: 単行本
どちらも効果はありそうなんだけど、けっこう大変なので続いてない。
肩こりやばいのをどうにかしないとなので、スロー空手ストレッチをまたやってみようかな。
自転車
体調管理に関連して、自転車の話。
今年は全然ロードバイクに乗れなかった。
というのも、4月頭に落車して、ロードバイクに乗るのがちょっと怖くなってる。。。
お花見ライドで権現堂に行こうとしてたんだけど、江戸川土手の関宿橋の手前でタイヤを溝に取られて落車。
それだけならまだよかったんだけど、後ろを走ってた父親を巻き込んでしまって。
父親は顔から突っ込んでしまったみたいで、ちょっと意識が朦朧としてて、おまけに目の横から血も流れてたので救急車。。。
幸い、大きな怪我ではなくて後遺症とかもなかったのでよかったんだけど。。。
加えて言うなら、ブログでも何度か書いてるけど、ロードバイクに乗ったときに頭痛が起きることが多いというのもある。
原因はおそらく肩こり。
今年、肩こりがおそらく原因で頭痛になることが多かったんだけど、ロードバイクに乗るときも首と肩の筋肉をかなり使うので。
運動としてロードバイクはかなりいいんだけど、そんなわけで、今後もちょっと足が遠のいてしまいそう。
データフロー言語
今年やってみたかったこととして挙げていたデータフロー言語。
一応、Lucid本の2章は翻訳した。
けど、同人誌を出すためにの勉強を優先させたので、それ以外はほとんどできなかった。
今後もや数学、機械学習の勉強を優先させたいので、優先度はかなり下がりそう。
おそらく10年くらいの長いスパンでやっていくことになるんだろうなぁ。
(誰かがやってくれればいいんだけど)
勉強
退職したり転職を考えたことで、自分自身のふりかえりをやったりしたんだけど、思ったのは、自分はやっぱり数理最適化が好きだなぁということ。
理論と応用に跨がるこの分野は、理論的な楽しみも応用的な楽しみもあって面白い。
そして、そうやって知ったことを他の人に伝えるのも好きだなということ。
まぁ、そうじゃなきゃブログとか同人誌とか書いたりしないわけだけどw
その上で、どうやったら読んでもらえるのかを考えたときに、結城先生の「読者のことを考える」というの大事なんだけど、その一歩手前に、まずは読んでもらえるようにするというのも大事だと思った。
どんなにいい内容のものでも、読んでもらえなければ、存在しないのと同じだから。
そして、じゃあどんな本なら読んでもらえるのかというと、内容はもちろん、著者が信用できる人であることが重要なのかな、と。
内容も大事だけど、まずは人が大事。
そう考えたときに、やっぱり軸になるもの、そして専門性が必要だよなと思った。
「ふりかえりの人」とか「わかばちゃんの人」とか「Vimの人」とか「OAuthの人」とか。
自分の場合、これは数理最適化になると思う。
けど、残念ながら数理最適化についての専門性は自分はまだまだ弱い・・・
一応、修論(錐線形計画での単体法的アルゴリズム)も書いたけど、基礎力が低いのと知識量が少ないので、もっと強くならないとという感じ。
ということで、数理最適化に関する勉強を少しずつ始めてる。
それと、数理最適化やその応用の一つである機械学習の分野で使われてるのは(残念ながら)Pythonなので、Pythonも勉強中。
まぁ、勉強すればするほどPythonが嫌いになっていってるんだけど・・・
この潔癖症(実用性よりも設計の美しさを優先させてしまう)も直していかないとなんだけどなぁ。。。
そんな感じで、いろいろ大きな変化があった年だった。
ただ、今年は体の向きを変えただけで、まだ先には進めてない感じなので、来年はその新しい方向に向かって一歩を踏み出していきたい。
今日はここまで!
よいお年を!