いものやま。

雑多な知識の寄せ集め

技術書典15オフラインにサークル参加してきた。

11/12(日)にサークル「いもあらい。」として技術書典15オフラインに参加してきた。

技術書典15オフライン

出展の様子

朝ちゃんと起きれるかだけが怖かったけど、そこさえ乗り切ればあとはもう慣れたもので、無事会場に到着&設営完了。

ブースの様子

机を一卓まるまる使えるのはやはり贅沢。 展示をいろいろ置くことができてとてもよかった。

今回ちょっと工夫したのはアンケートのポスターを用意してみたこと。 これがけっこう人目を惹くことができてよかった。 詳細は後述。

会場の様子

会場の混み具合は今回もいい感じ。 混雑でギュウギュウということもなく、かといって過疎ってガラガラというわけでもなく。 これくらいの人流が維持されるといいよなぁ。

あと、公式の放送で言っていてたしかにと思ったのが、午後の方が人が多かったという話。 11〜12時の開場直後というよりも、13〜14時くらいの方が人が多い印象あった。 早めに入った人が残っていて人が溜まった結果かなと思ってたけど、寒かったから午前の出足が鈍ったという説を聞いて、たしかにそうかもと思った。 「ダッシュで来ないと売り切れちゃう」みたいな話が「あとから印刷」のおかげで緩和されてるのもありそう。

ちょっと別の話で、「かんたん後払い」のQRコードを普通のカメラで撮ろうとしている人が少しいた。 なのでその場で説明をしたり。 話を聞いてみると、QRコードをカメラで撮っておいて、あとでそのQRコードオンラインストアにアクセスし、書籍を購入するものだと思ってたみたい。 ツイッターを見てると同様の人が他のサークルさんでも見かけられたようなので、何か対策が必要なのかもしれない。 まぁ人が多いので100%サポートし切るのは難しいだろうけど。

ちなみに、一人で出展してたので今回も他のサークルを見て回る余裕はなかった。 まぁオンラインでいろいろ買えるので問題はないんだけど。

新刊の話

さて、今回の新刊は自分で作ったタスクランナーであるkumadeの紹介本。

表紙入れて36ページなので、珍しく本当に薄い本にできた。 本当はもっと薄くするつもりだったんだけど。

出来上がった本はこんな感じ:

今回の新刊

表紙をけっこういい感じに作れたかなと思ってたんだけど、刷り上がったものが本当にキレイな表紙になっていて、とてもよかった。

こちらで頒布してるので、よかったらぜひ。

アンケートの話

今回とくに頒布したかったのが前回の新刊である『オブジェクト・ウォーズ』。 前回思ったよりも頒布できなかったので(^^;

ふりかえってみて、やっぱりオブジェクト指向が「自分事の問題」として捉えられてないことで、注目を浴びなかったのが大きかったのかなぁと。 そこで、どうしたら関心を持ってもらえるかということで、アンケートを用意してみた。 「自分はどうかな?」と考えてもらうことで、関心が引けると思ったので。

ということで、「あなたのオブジェクト指向の理解度をチェック!」という煽りを入れつつ、「プログラムを書くとき、あなたはどちらのスタイル?」という問いを投げてみた。

アンケートのポスター

これがけっこうよくって、多くの人が足を止めて考えてくれた。

そしてそういった人に声を掛けて説明をし、コミュニケーションをとれたのがとてもよかった。 まぁ、実際の購入に繋がったかというと、ボチボチな感じではあったけど。 でも、アンケートを通してけっこう楽しんでもらえたかなと思う。

ちなみにアンケートの結果はこんな感じ:

アンケートの最終結

Aが51票、Bが34票で、ちょうど3:2という感じ。 こちらの意図としてはBがオブジェクト指向的なスタイルだったんだけど、思った以上にBで書けてる人は少なかった。 もっとオブジェクト指向が浸透してほしい・・・

ちなみにいろいろ話していると面白くて、Bの方がいいんだと思うけど書けないという人や、どちらのスタイルかで優劣があるのかなどの議論があったり、状態遷移図から書くよという人や、神の天啓でコード書いてるという人もw

Bの方がいい理由ーーつまり、どうしてオブジェクト指向で書いた方がいいかの説明なんかも本の中では書いたので、気になった人はぜひチェックしてほしい。

一応、アンケートのポスターを貼ったことで生じた課題もあって、それはワンオペだと回らなくなるということ。 いろいろ話すことになるので、その間に会計ができなかったり、あるいは会計のためにちょっと説明を区切ったりすると待たせてしまって、その間に離脱してしまうということがちらほら。 そのあたりをカバーできていたら、機会損失をもっと減らせたと思う。 でも手伝ってくれる人を探すの大変なんだよなぁ・・・

他の既刊とかもオンラインから買えるので、気になった人はこの機会にぜひ。

今日はここまで!