技術同人誌を書こうとすると必要となるのが組版。 これまではを使ってきたけど、いろいろとツラいので、もっと使いやすい組版システムが欲しいなと。
そんな想いを書いたのが技書博5で出した『TeXグッバイしたい本 vol.0』というコピー本。
この本自身、は使わずにRubyで出力はしてるんだけど、酷い組版で。。。
そこからもうちょっと進歩して、今回の技術書典12で出したのが『TeXグッバイしたい本 vol.1 フォントのはなし』。
この本を書くために、前回のツールをもう少し発展させて、簡単な組版ツールを作ってみた。 まぁ、これもまだまだちゃんとした組版と呼べるものにはなってないんだけど。
そして、せっかくなのでこのツール部分を公開することにした。
上記の本ではこのコードのうちフォントを扱ってる部分について解説してる。 興味のある人は書籍の方もぜひ。
ちなみに、PDF出力してる部分や組版している部分についても続刊で説明していく予定。 いろいろ機能追加もしていきたいので、乞うご期待。
なお、リファクタリングとか設計変更でコードもガラッと変わっていく可能性が高いので、使うのは自由だけど、急に使えなくなったとか出てきてもそこは自己責任で。 将来的にはこのツールをそのまま使うのではなく、ここでのフィードバックをベースにgemを作っていきたいと思ってる。
今日はここまで!