今、話題の紐といったら、アレだよね。
本の紐。
(例の紐じゃないよ、ゴメンね)
スピンとも言うらしく、本の上部についていて、しおりとして使える便利なやつ。
自分はこの紐が大好きで、本にこの紐がついてると無性に嬉しくなったりする。
なぜって、すごく便利だから。
けど、この紐がついてない本も多い・・・(というか、大抵の本にはついてない)
そこで、どんな本にもこの紐をつけることが出来るお手軽ライフハックを編み出したので、今日はそれの紹介。
紐はなぜ素晴らしいのか
とはいえ、「普通の紙のしおりでいいじゃん」と、この紐の良さを全然分かってない人も多いと思うので、まずはなぜこの紐が素晴らしいのかを説明しておきたいと思う。
1. ページがすぐに見つかる
読書を再開したいと思ったら、紐に手をかけて本を開けば、はい、開きたいと思っていたページ。
このスピード感、素晴らしいよね。
紙のしおりの場合、しおりの硬さや使い方、それに本の種類によって、これはちょっと変わってくる。
しおりがある程度の硬さを持っていれば、本をたわませることで開きたいと思っていたページはすぐに見つかる。
けど、硬いしおりは本を読んでるときにかなり邪魔になる。
だからといって、あまりに柔らかいしおりを使うと、たわませるくらいではページが見つからなかったりもする。
それに、そもそも本がハードカバーの場合、本をたわませるのがやりづらいことも多い。
使い方も、本の上にちょこっとしおりを出す使い方をしていれば、しおりの硬さに関係なく、開きたいと思っていたページがすぐに見つかる。
けど、その使い方の場合、移動のために本をカバンにいれたときに、しおりが折れ曲がってしまったり、あるいはしおりが本の中に押し込まれてしまったり、最悪、しおりが外れてしまうなんてことも起こってくる。
このように、紙のしおりには微妙な使いづらさがある。
けど、紐ならそんな問題はない。
2. 邪魔にならない
さて、本を開いた。
そのあと、それまでページに挟んでいたものをどうするのか。
紐なら、本の外側に垂らしておけばいいだけ。
読書の邪魔になることはないし、非常にお手軽。
素晴らしい。
ただ、混んでる電車に乗ってる場合などは、外側に垂らしておくと、周りの人に嫌がられる可能性はある。
そういった場合は、開いたページや裏表紙との間に挟んでおくことになる。
外に垂らすのに比べるとちょこっと微妙だけど、やはり読書の邪魔になることはない。
それが、紙のしおりだとそうはいかない。
元々挟んでいたページにそのまま挟んでおくか、あるいは裏表紙との間に挟むことが多いと思うけど、これが邪魔なこと邪魔なこと・・・
特に、硬めのしおりだと本当に邪魔。
読んでてイライラする。
柔らかいしおりでも、文庫本とかに挟んでいると、本のカバーと本との隙間に滑り込んだりすることもあって、不愉快。
そういうのが嫌な場合、本には挟まないで、どこかに避けておくというのも一つの手だけど、いずれにしろ邪魔。
3. 落ちない
電車で本を読んでたらトントンと肩を叩かれて、なんだろうと思ったら「しおり、落ちましたよ」と言われたことは、多くの人が経験したことがあることだと思う。
そう、紙のしおりは、落ちることがある。
これが普通のしおりだったらまだいいものの、萌えキャラのしおりだったりすると、ちょっと恥ずかしい・・・
それに、拾ってもらえればまだいいけど、最悪、落としてそのままということも。
気に入ってたしおりなら残念だし、そうでなくても、いざしおりを使いたいと思ったときにしおりがないというのは、かなり困る。
紐ならそういった問題は絶対におこらない。
ステキ。
4. 風情がある
そして、何よりも、コレ。
風情がある。
そりゃね、読みかけのページを記録しておくだけなら、最悪レシートの1枚でも挟んでおけば事足りるけど、そんなのは非常手段でしかなくて、決して見栄えのするものなんかではない。
やはり、道具にも味わいが必要だ。
もちろん、オシャレなしおりもあるけれど、紐は紐一本であの独特の味わいを出すのだから、凄い。
紐のつけ方
さて、思わず長くなってしまったけど、紐の良さがだいぶ分かってもらえたんじゃないかと思う。
ということで、さっそく紐のない本に紐をつけていきたいと思う。
0. 必要なもの
必要なのは、100均などで売ってる刺繍糸。
色もたくさんあるので、自分の好みの色を見つけるといいと思う。
その日の気分や本の種類によって変えるとかもOK。
1. 必要な長さに切る
刺繍糸を用意したら、必要な長さに切る。
写真のように、本に二巻き程度の長さにしておくと、短すぎるということが起きないのでオススメ。
2. 輪っかの作成
刺繍糸の片端を結んで輪っかにする。
結び方は、この結び方が簡単だと思う。
この輪っかにもう一方の端を通すことになるので、やや大きめの輪っかにしておいた方がいいかも。
(あまりに大きすぎると糸の長さが足りなくなるので、注意)
3. 糸全体を輪にする
先ほど作った輪っかにもう一方の端を通し、糸全体を一つの大きな輪にする。
この輪に本を通すことになる。
4. 輪に本を通す
写真のように、輪に本を通す。
写真では分かりやすいように途中までしか通してないけど、実際には奥の方まで通す。
5. 輪を締める
刺繍糸の結んでいない一端を引っ張り、輪を締めて、本のサイズにぴったり合うようにする。
すると、こんな感じ。
6. 端を整える
これだけでも十分なんだけど、もうちょい手を加えて、より良くする。
紐を本に挟み、長さを調整。(長すぎたら切る)
そのあと、紐の端を結んで、結んだ先を適当にほぐす。
こうすると、
- 使ってる途中で紐がほぐれていってしまうことがない
- 味わいが増す(重要)
というメリットがある。
さて、ここまでやれば・・・完成!!!
いい感じでしょ♪
ちなみに、写真に写ってる本は、コレ。
- 作者: 壁井ユカコ
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恋のドレスとつぼみの淑女 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (ヴィクトリアン・ローズ・テーラーシリーズ) (コバルト文庫)
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これらもオススメなので、ぜひ!
今日はここまで!