いものやま。

雑多な知識の寄せ集め

「SoloXmas」攻略のヒント。

クリスマスですね・・・
もっとも、日本的に盛り上がるのはクリスマス・イブなんで、クリスマスはどうでもいいのかもしれないけど。

今日は「SoloXmas」攻略のヒントの話。

「SoloXmas」は難しい?

「SoloXmas」なんだけど、ある程度の勘所を掴んでいないと、なかなかクリア出来なかったりする。

実際、開発中、難易度調整のためにルールをいくつか切り替えられるようにしてクリア率を調べたりしてたんだけど、合法手の中からランダムに手を選択するのだと、成功率は1%〜2%といったところ。
なので、何の考えもなしにプレイするのだと、ほとんどクリア出来ない。

ただし、ある程度勘所をおさえてプレイするようになると、終盤、ちょっと詰将棋のようになるけど(そしてそこが面白いんだけど)、けっこうな確率でクリアは出来るようになってくる。
その勘所を発見していくというのもゲームの楽しみの一つなので、出来れば自力で発見してほしいのだけど、やはり「開発者だから」分かる部分があるというのも事実。
なので、今日はその勘所というのを紹介していきたいと思う。

自力で発見するよ、という人は、ブラウザバック!

「ツリーの装飾品を手元に戻す」操作について

このゲームをクリアするためにまずおさえておかないといけないのが、「ツリーの装飾品を手元に戻す」操作の重要性。

根本的な話として、スキマなく7段のピラミッドを作るとなると、必要な装飾品の個数は、(1 + 7) x 7 / 2 = 28個。
けど、存在する装飾品の数は、6 x 3 + 1 = 19個。
ということは、スキマなく積んでいくのだと、9個装飾品が足りない

なので、「ツリーの装飾品を手元に戻す」操作を行って、スキマを作っていかないと、ツリーを完成させることは出来ない。

ここで重要なのが、「スキマを横に2つ繋げて空けることは出来ない」ということ。
というのも、

 |A|B|C|
|D|E|F|G|

となっているところから、Eの装飾品を手元に戻すと、Eのところにスキマが出来てしまうので、Fの装飾品を手元に戻すことが出来なくなるから。
(これは、先にFの装飾品を手元に戻したときも同様)

それを踏まえると、実は、

  • 一番下の段から3つ
  • 下から2番目の段から2つ
  • 下から3番目の段から2つ
  • 下から4番目の段から1つ
  • 下から5番目の段から1つ

装飾品を手元に戻さないと、ツリーは絶対に完成しない!

うっかり一番下の段で

|A| |C|D| |F|G|

みたいにスキマを作っちゃうと、その時点でツリーが完成しないことが確定する・・・

なので、ツリーの装飾品を手元に戻す場合、どこにスキマを作るのかはちゃんと考えないといけない。

もう一つ。

「ツリーの装飾品を手元に戻す」操作を行った場合、手元にある装飾品の数が1つ増えるというのが重要。

これは、「ツリーの装飾品を手元に戻す」操作を行った直後はもちろん、そのあとも続くというのが重要。
例えば、一度手元の装飾品の数が4つになると、袋の中の装飾品がなくなるまで、ずっと4つのままプレイできる。
これは選択肢が増えるという意味で、すごく重要。

同じ数字の装飾品を2つ用意する

ツリーを完成させる上で、もう一つ重要なこと。
それは、同じ数字の装飾品を2つ用意するということ。

これはどういうことかというと、ツリーを完成させるときの最後の3手というのはほぼ決まった形しかなくて、

  1. 上から3段目の装飾品を手元に戻す
  2. 手元に戻した装飾品をツリーの一番上に置く
  3. 一番上に置いた装飾品と星を交換する

となってる。

ここで、星の数字は0なので、2番目の手順で置ける装飾品は、星の横にある装飾品と同じ数字の装飾品に限る。
つまり、ツリーの上の方に同じ数字の装飾品が2つ存在しないと、ツリーは完成しないことになる。

なので、同じ数字の装飾品を2つ用意するという意識を持っておくと、最後の詰将棋(みたいなパズル)を解くときに方針が立てやすくなる。

大きな数字を上の方に

基本的には上2つに気をつけていればいいんだけど、もう一つ意識していた方がいいんのが、大きい数字を出来るだけ上の方に持っていった方がいい、ということ。

これには2つ理由があって、

  • 大きい数字が上にあった方が得点が高い
  • 大きい数字は上に戻せない

というのがある。

前者はすぐに分かると思うけど、後者もけっこう大切。

「ツリーの装飾品の上下を入れ替える」という操作の条件から、数字が大きい装飾品はどんどん下へ、数字が小さい装飾品はどんどん上へ移動していくという特徴がある。
重いものは自然と下へ、そして軽いものは自然と上に向かうがごとく。

この法則を破るただ1つの方法が、「ツリーの装飾品を手元に戻す」という操作。
これによって、下の方に移動した大きな数字の装飾品を手元に戻して、そして上の方へと戻すことが出来る。

なので、ツリーの装飾品を手元に戻す場合、出来るだけ大きな数字を手元に戻した方がいい。
もちろん、それで手元に戻した装飾品が置けないとダメなので、加減は必要だけど。

まとめ

まとめると、以下のような感じ:

  • 「ツリーの装飾品を手元に戻す」操作は重要
    • これによってスキマを作るとき、次のようにしないと装飾品がたりなくなる:
      • 一番下の段に3つスキマ
      • 下から2番目の段に2つスキマ
      • 下から3番目の段に2つスキマ
      • 下から4番目の段に1つスキマ
      • 下から5番目の段に1つスキマ
    • ツリーの装飾品を手元に戻すと、手元の装飾品の数が増える
  • 同じ数字の装飾品をツリーの上の方に2つ用意する
  • 大きな数字の装飾品を出来るだけ上の方に持っていく

これできっとクリアできるはず!

今日はここまで!