歯医者というと、あのキュイーンという音と共に、「怖い」イメージがある人が多そう。
でも、最近定期的に(といっても3ヶ月に1回だけど)クリーニングに通うようになって、ちゃんと定期的に診てもらっていれば、そんなことないんじゃないかな、と思ったので、そのことについて。
きっかけ
最初に歯医者に行こうと思ったきっかけは、右上の歯がたまに、アルミホイルをかじったときのような痛みを感じることがあったから。
歯医者には長らく行っていなかったんだけど、これは虫歯になっちゃったのかなぁと思って、重い腰を上げて歯医者に行ってみた。
結論から言えば、別の場所に虫歯は見つかったけど、痛いと思っていた場所は虫歯じゃなかったw
今も原因はよく分からない(^^;
で、虫歯はとりあえず治してもらったんだけど、それ以外にもいろいろ問題が見つかったので、対処することに。
具体的には、
- 親不知が曲がって生えてきていて、虫歯になりかかっていた
- 歯石がだいぶ溜まっていて、歯茎が軽く炎症を起こしていた
親不知の抜歯
あごは頑丈な方だと思っていたので、親不知とは無縁かなと思っていたんだけど、レントゲンを撮ってみたら真横から生えてたw
そして、磨きにくいということもあり、虫歯になりかかっていた。
ここで選択肢があって、別に痛みを感じていないのなら抜かなくてもいいということだったんだけど、磨きにくいので今後虫歯になってしまう可能性が高く、出来れば抜いた方がいいとのこと。
それに、今は炎症を起こしていないけど、今後さらに伸びて炎症を起こしてしまうと、そもそも抜くこと自体が困難になってしまうみたい。
ということで、抜くことに決めた。
ひと月に1本ずつ抜いていって、全部抜き終わったのが2014年の12月とか。
自分の場合、虫歯がきっかけで歯医者に行ったわけだけど、このおかげで結果的に親不知を抜く判断を早め行うことが出来たので、自分の好きなペースで親不知を抜くことが出来た。
これがもし、親不知が痛み出してから歯医者に行ってたとしたら、こんな悠長な感じでは済まなかったと思う。
(炎症を起こしていたりしたら、炎症を抑えてからでないと抜けないので、さらに酷いことに)
実際に問題になってしまってから対処するよりも、問題になる前に対処してしまう方がいいのは道理。
なので、定期的に診てもらった方がいいと思う。
虫歯の治療
痛みを感じてた部分には虫歯はなかったのだけど、それとは別の場所に虫歯自体はあったので、その治療をしてもらった。
虫歯の治療というと、めっちゃ削って、詰め物をしたり、銀歯にしたりというイメージがあって、痛いし時間もかかるというイメージだったんだけど、自分の場合、なんかすぐ終わったw
ちょっと削って、なんか紙みたいなのを咥えさせられて、ライト?をペカッて当てるだけ。
これで治療完了。
あまりにあっけなさすぎて、「へっ?」ってなったくらい。
技術が進んだからなのか、あるいは、早めに見つかったからなのかはよく分からないけど、とにかく、虫歯の治療は昔よりも全然怖くないみたい。
もちろん、早めに見つけるのが前提だけど。
なので、やっぱり定期的に診てもらうのがいい。
早めに見つかれば、あっという間に治してもらえるので。
(実際、クリーニングに通うようになってから、1回だけ虫歯が見つかった。けど、その場でサクッと治してもらえた)
歯石の除去
虫歯は治したし、親不知も抜いてもらった。
これで一応、治療自体は終わったんだけど、だいぶ歯石が溜まっていて、軽く炎症を起こしているみたいだったので、除去してもらうことに。
これが今回一番言いたいことで、歯石は思った以上に溜まってるし、対処しなければしないほど、酷いことになる。
これを実感したのは、何回かクリーニングに通った結果から。
まず最初にクリーニングをしたときは、もう大変。
1回のクリーニングではとても歯石を落としきれないし、歯石のせいで軽く炎症を起こしていたので、歯茎の隙間の歯石をそもそもとることが出来ないという状態。
なので、最初の数回は、何回かに分けて歯石を取っていった。
このとき、歯茎の状態をみるためにグシグシと針みたいので歯茎を突かれて、これが痛いのなんのって・・・
でも、そこから歯磨きの仕方を変えて(これも指導してもらった)、何度か通ううちに、変化が出てくる。
歯茎が鍛えられて炎症も治まってくることで、クリーニングがそもそもそんなに痛くなくなってくる。
最近は、どうしても歯垢の溜まりやすい歯のスキマや歯のつけ根の部分に出来た新しい歯石をちょこっと削って、歯の表面の汚れをサッと削り、磨くくらい。
ほとんど痛むことはない。
逆に言えば、汚れが酷ければ酷いほど、クリーニングは大変で痛いものになる。
思い返してみれば、最初の数回のクリーニングが痛くて大変だったのは、それまでずっと放置してきたせいで歯石がガッツリと溜まっていたから。
なので、定期的に診てもらっていれば、そこまで歯石も溜まらないので、痛い思いをしなくて済む。
それと、最初に歯医者に行くきっかけになった痛みも、歯石を除去してからは特に感じなくなってる。
この痛みの原因が何だったのかは結局よく分からないのだけど、もしかしたら、歯石が溜まっていたことが関係あったのかもしれない。
何はともあれ、定期メンテナンス、ホント大切。
歯磨きの仕方
クリーニングのときには、歯磨きの仕方も教えてもらった。
歯磨きというと、歯ブラシを歯の表面に当てて、左右にゴシゴシと磨くイメージだけど、これだと不十分。
歯のつけ根の歯垢が取れないし、歯茎も鍛えられない。
正しくは、歯のつけ根に向かって歯ブラシをあてて(つまり歯に対して斜めに歯ブラシをあてて)磨く。
あと、歯の裏側は歯ブラシを縦に構えて前後に掻き出すように磨く。
あ、ちなみに、歯ブラシは毛先が柔らかいものを使って、ギュッと握るように持つのではなく、鉛筆を持つように軽く支える感じで。
こうした歯磨きを普段からしていないと、最初やったときは歯茎からそれなりに出血をするのだけど、何度かやっているうちに歯茎が鍛えられて、出血しなくなってくる。
まぁ、こうして文字で説明するよりも、実際に教えてもらうのが一番いいと思うので、そういう意味でも、やっぱり一度歯医者に行くのがオススメ。
問題は後になればなるほど解決が大変になるけど、歯医者もこれと同じ。
定期的に診てもらうことで、問題が起こること自体を予防できるので、特に問題なくても一度行ってみるといいかもしれない。
今日はここまで!