今日取り上げるのは、表組みと、はてなブログ独自の書き方について。
表組み
GitHub Flavored Markdownでは、表組みに関する拡張もされてる。
Markdown 表見出し1|表見出し2 ---------|--------- 項目1_1 |項目1_2 項目2_1 |項目2_2 次の書き方もOK。 |表見出し1|表見出し2| |---------|---------| |項目1_1 |項目1_2 | |項目2_1 |項目2_2 | 左寄せ、中央寄せ、右寄せも可能。 |左寄せ|中央寄せ|右寄せ| |:-----|:------:|-----:| |1_1 |1_2 |1_3 | |2_1 |2_2 |2_3 |
実際の見え方
表見出し1 | 表見出し2 |
---|---|
項目1_1 | 項目1_2 |
項目2_1 | 項目2_2 |
表見出し1 | 表見出し2 |
---|---|
項目1_1 | 項目1_2 |
項目2_1 | 項目2_2 |
左寄せ | 中央寄せ | 右寄せ |
---|---|---|
1_1 | 1_2 | 1_3 |
2_1 | 2_2 | 2_3 |
HTML
困ったときのHTML頼り・・・最悪、HTMLのタグを書けば、普通にHTMLとして解釈されるっぽい。
なので、もっと凝った表組みにしたいとか、下線を引きたいとか、フォントの色・サイズを変えたいといったときには、HTMLをベタ書きするのも可。
まぁ、あまりやりたいとは思わないけど。
はてなブログ独自の書き方
さて、ここまでがMarkdown記法の基本的な書き方(+ GitHub Flavored Markdown)だけど、はてなブログではさらにいくつかの拡張的な書き方が用意されてる。
これらは、編集画面のアイコンからテキストに埋め込むことも可能だけど、覚えておけばそれらを使うことなく書くことが出来るので、便利なときがあるかも。
「続きを読む」
記事が長くなったりしたときに便利な「続きを読む」。
記事に「続きを読む」を表示させ、それ以降の文書はリンクをクリックすると読めるようにするには、次のように書く。
Markdown ここまでは普通に表示される。 <!-- more --> これ以降は「続きを読む」をクリックすると読める。
脚注
脚注をつける場合、次のように書く。
Markdown 脚注対象((脚注の内容))
リンク
リンクを貼るときに、いくつかのオプションが用意されている。
まず、リンク先のページをカードのように埋め込んで表示するといったことが可能。
Markdown [リンク先のページのURL:embed]
これを使うと、例えばこんな感じになる。
また、リンク先のページのタイトルをリンクする文字にしたい場合、次のような書き方が用意されてる。
Markdown [リンク先のページのURL:title]
このオプションも地味に便利。
動画の貼り付け
はてなブログでは、Youtubeやニコニコ動画の動画を貼り付けることも可能。
Markdown [動画のURL:embed]
例えば、Youtubeだとこんな感じ。
そして、ニコニコ動画だとこんな感じ。
ツイートの貼り付け
ツイートを貼り付けたい場合も、同じ要領で出来る。
Markdown [ツイートのURL:embed]
例えば、こんな感じ。
ちなみに、自分が乗ってる自転車は、コーダーブルームのFarna 700-Tiagra。色味がめっちゃ渋い。もっとコーダーブルームがメジャーになればいいんだけどなぁ。 pic.twitter.com/bGuOBjNY5w
— やまいも@技術書典7:え23C(3階Cホール) (@yappy0625) May 8, 2015
ちなみに、ツイートのURLを取得するには、そのツイートが呟かれた時間に貼られてるリンクをコピーするといい感じ。
Gistのコード片の貼り付け
Gistにアップしたコード片を埋め込む場合も、同様。
Markdown [コードのURL:embed]
を使った数式
ちょっと数学の話をしようと思ったときに欲しいのが、数式をキレイに表示する機能。
もちろん、HTMLで頑張ればそれなりのことは出来るんだけど、やっぱり数式を表示するなら!
Markdown [tex:{TeXの数式}]
例えば、次のような感じで、キレイな数式が出力出来る。
Markdown [tex:{ \frac{d}{dx} \int_a\^x f(t) \\: dt = f(x) }]
実際の見え方
ただし、ちょっと注意しないといけないこととして、いくつかの記号はバックスラッシュでエスケープしてあげないと、うまく数式が表示されないことがあるみたい。
今日はここまで!