4/14(日)に池袋で技術書典6があったので、一般参加で行ってきた。
技術書典って何?
一応、簡単に技術書典の説明。
技術書典は、技術書オンリーの同人誌即売会で、いろいろなサークルが様々なジャンルの技術書を作って持ち寄り、売り買いするイベント。
2016年にスタートし、以降、毎年春と秋に開かれて、順調に?規模が大きくなっている。
6回目となる今回は、約450強のサークルが参加し、入場者数も前回に引き続き10,000人を超えたっぽい。
凄い。
17時ちょうどをもちまして #技術書典 6を閉会いたしました。速報値となりますが一般参加者およびサークル参加者を合わせた参加者数は10,260名でした。うち一般参加者は9,330名でした。本日は技術書典への1万名を超えるご参加、誠にありがとうございました!https://t.co/Of6tp6mlkL pic.twitter.com/Tww33wltsU
— 技術書典公式アカウント (@techbookfest) 2019年4月14日
買った本
自分が買った本は、以下のようなもの:
- 技術季報 Vol.6
- とらラボ! vol.2
- Friends RISC-V
- ざっくりRISC-Vアセンブラ入門
- OS Girls
- mrubyバイトコードハンドブック v1.0
- 俺々言語にだって型推論が欲しい!
- Onestop 勉強会
- Onestop 目標設定
- Alchemist Vol.2
- わかばちゃんと学ぶ Googleアナリティクス
- マンガでわかるRuby 1 基礎〜再帰関数編
- マンガでわかるDocker 3 AWS編
- まんがではじめるKubernetes
お財布がだいぶ軽くなった・・・
仕事でちょっと関係が出てきそうなRISC-V本に始まり、OSや言語周りの本、それと、親方Projectさんの勉強会などの本と、触れたいと思いつつ全然触れられていないDockerやAWS周りの本をゲットした感じ。
盛況と混雑と
で、実はここからが本題。
盛況なのはとてもいいことなんだけど、同時に発生してくるのが、混雑の問題。
といっても、毎回混雑しているイメージしかないんだけど(^^;
まぁ、それはさておき、混雑緩和を目指して今回行われたのが、開場後2時間は有料化し、1,000円の入場料をとる、という試み。
自分はこの試みについて、Twitterでも何度か呟いていた通り懐疑的で、はたしてどれくらい効果があるのかな、と思っていた。
1,000円くらいだったら普通に払うから、それで出足が鈍ることがあるのかな、と。
一応、結果からみると、ある程度は効果があったみたい。
自分は13時少し過ぎに会場を離脱してしまったので実感はないのだけど、Twitterのつぶやきを見る限り、13時をすぎて混雑が悪化した感じがあったっぽいので。
とはいえ、ある程度の緩和にはなっていたかもしれないけど、自分が参加している限りでは、あまり混雑が緩和されているようには感じなかった。
自分が過去に参加したときの様子を書いておくと、以下のような感じ:
技術書典4
13時くらいにアキバ・スクエアに到着。
整理券をもらって一度離脱し、お茶しつつ、自分の番号が来るのを待っていた。
14時少し過ぎに会場に入れて、一通り会場を回った後、離脱したのが15時ちょっと前。
技術書典、そろそろ入れる…
— やまいも (@yappy0625) 2018年4月22日
ふぅ、技術書典、離脱。
— やまいも (@yappy0625) 2018年4月22日
技術書典5
12時半くらいに文化会館に到着。
列に並んで、遅くとも13時くらいには入れたはず。
そして、会場を一通り回った後、14時少し過ぎに離脱。
並んでる。人が多くて暑いな(^_^;) #技術書典
— やまいも (@yappy0625) 2018年10月8日
技術書典離脱。いろいろゲットw
— やまいも (@yappy0625) 2018年10月8日
技術書典6(今回)
12時少し過ぎに文化会館に到着し、入場券と季報を購入して待機列へ。
そして、12時20分くらいには中に入れた。
そのあと、やはり会場を一通り回って、13時20分くらいに離脱。
待機列並んだ。なんか思ったよりもはけてる。最初の方に入った人達が帰り始めてたから、それで入場が促されたのかな。 #技術書典
— やまいも (@yappy0625) 2019年4月14日
なんか入れた。混み具合が前と同じくらいに感じるから、待機列を掃くのを優先したのかな。 #技術書典
— やまいも (@yappy0625) 2019年4月14日
離脱。離脱するのに混雑の中進まないといけないのがかなりキツかった… #技術書典
— やまいも (@yappy0625) 2019年4月14日
いずれも、知らない分野でも面白そうな本を見つけたら買いたいと思うので会場は一通り回っていて、それにかかる時間が大体1時間前後になっている。
技術書典4だけ会場の広さが違うので厳密には比較にならないんだけど、前回の技術書典5と今回の技術書典6ではほぼ同じルートを歩いていて(すべてのサークルを網羅する感じ)、それでかかる時間がほぼ変わっていない。
なので、体感としてもそうだけど、実際に歩くのにかかる時間を比較しても、混雑度はほとんど変わっていないのかな、と思う。
次回以降は・・・?
とりあえず、今回の試みの結果として、次のことは言えそう:
- 1,000円くらいなら多くのエンジニアは普通に払う
- 有料化によって、混雑のピークをズラすことはある程度出来ていた
- 混雑度そのものを下げることはあまり出来ていなかった
なので、今後も規模が大きくなっていくだろうことを考えると、有料化で混雑をある程度均すことは出来るかもしれないけど、混雑度自体はどうしても上がっていってしまうかな、と。
なので、やはり箱のサイズを大きくするのが必要そうに思う。
もちろん、雨が降ると参加者が減る可能性が高く、リスクも大きいのだけど・・・
最終的にはそのリスクを受けなければならない運営側が判断することだし、もしそれでこのままの箱でいくという判断をするなら、何のリスクも負っていない自分たちはそれに従うだけだけど、出来るならば、なんとか箱を大きくしてもらいたい。
幸い、今回の試みで1,000円くらいなら普通に払うことが分かったと思うので、今後も入場料を取るようにして、それで大きい箱を取ったり、雨が降ったときの補填として使うことは出来そうな気がする。
あとは、入場権(≠入場券)をオークションにするとかも面白いんじゃないかな、と思った。
優先的に入場できる権利に自分ならいくらまで出せるかを値付けして(最低額は1,000円)、上位1,000人は11時から入場可能、次の1,000人は11時半から入場可能、としていって、8,001位以下(および値付けしなかった人)は14時以降で無料で入場可能とする、とか。
(同額の場合、先に値付けした人を優先)
こうすれば、かなり混雑を均すことが出来るだろうし、値付けの現状が公開されれば競争心が煽られるので、お金も集まりやすそう。
システムを作るのは大変そうだけど、そこは技術者が集まるイベントなわけだから、問題はエンジニアリングで解決していってほしいw
今日はここまで!