いものやま。

雑多な知識の寄せ集め

『劇場版 カードキャプターさくら 封印されたカード』を観てきた。

カードキャプターさくら』の劇場版2作目、「封印されたカード」が、今日12月29日からリバイバル上映だった。
ということで、さっそく観てきた。
とりあえず2回ほどw
その感想とか、簡単に。

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実のところ、この「封印されたカード」は、自分の中でとにかく特別な作品で。

そもそもの話、マンガやアニメが好きになった原因というのが、高校のとき、駅から高校までの道の途中に貼ってあった1枚のポスター。
それが何を隠そう、「封印されたカード」のポスターw
冒頭のバトルの青い衣装を着たさくらが描かれたもので、当時は当然さくらなんて知らなかったわけだけど、この可愛い子はなんなんだろう、と気になって。
そこから、いろいろ調べて『カードキャプターさくら』という作品に行き着き、学ランでめっちゃ恥ずかしい思いしながら少女マンガのエリアに入って行って、単行本を買い集め、さくらちゃん可愛いとどハマりしていった。
ここからさらに、『東京BABYLON』を読んで4巻の話に頭をガツンと殴られて、もうそこからはCLAMPにどハマり。
CLAMPの商業誌は全部集めて、「CLAMP研究室」(not「CLAMP研究所」ーー研究所の方は公式)なるHPをYahooジオシティーズで作ったりして・・・
そして、長屋(文化部部室棟)の影響で他のアニメなども見始めるようになって、今に至る、と。

「封印されたカード」は、そんなわけだから、完全にハマったときにはもう上映してなくて、DVDで鑑賞。
思えば、初めて買ったDVDかもしれないw
そして、その作品の構造に非常に感激したのを覚えてる。
こんなに劇中劇をうまく使って心の葛藤を引き出させ、さらには、さくらに思っていることと真逆のことを言わせるとか。
どんなドSだよ!
そんな、すっごいツラいところからの、ラストへの繋がり・・・
締め上げて締め上げて、めっちゃ締め上げ切ったところからの解放!
もうね、これをなんと言い表したらいいのかと。

それに、小狼に自分の想いを伝えたいのになかなか伝えられないさくらちゃんがめっちゃ可愛かったり、たまに挟んでくるギャグが小気味よかったりと、もうホントに素晴らしい。

が、そう。
知ったときには、もう上映は終わっていたわけでーー
こんな素晴らしい作品を、しかし、知ったときにはもう二度と劇場で見られる機会はないと知るというね。。。

けど、そこから時が流れること約17年、今年1月に劇場版1作目がリバイバル上映されることに。
否が応でも高まる、2作目ーーすなわち、「封印されたカード」も、リバイバル上映されるんじゃないか、という期待。
(と同時に、なんで2作目じゃなくて1作目がリバイバル上映なんだよ、という憤慨も少し)

そこからさらに時は流れ、とうとう今年9月に2作目もリバイバル上映が決定!
もうね、喜び勇んで前売り券を買いに行ったよね。

そして、そこからさらに3ヶ月経ち、とうとう今日。
17年越しの念願叶って、「封印されたカード」を劇場で観ることが出来た、と。

もうDVDは何度も観てるから、ストーリーとか全部知ってるわけだけども、やっぱり劇場で観るのは違う・・・
積もり積もった想いが大きすぎて、ホント何でもないシーンでもそのあとの展開とかを思い出したりしてしまって思わず涙ぐんでしまったり、観たいとずっと思ってきたものが観れているというその事実だけでもう胸が一杯になってしまって、もうホントにダメ。
終始、ボロボロだった。

最初から何回か観ようと思ってたんだけど、これは続けて観るのはダメだと思って、時間を空けて2回目を観てきた。
こちらは少し落ち着いて観れて、でも、やっぱりいい作品なわけで、最後は涙腺がね。
ホント、いい作品だよーー

で、まだ上映は続くようなので、あと何回かは観に行く予定。
とりあえず、直近で明日3回目を観てくるw

ちなみに、入場特典はさくらとケロちゃんだったw

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さくらのTVシリーズをある程度見てることが前提になるんで、万人に勧められる作品ではないんだけど、ホントに素晴らしい作品なので、興味のある人はこの貴重な機会にぜひとも観てもらいたいなぁ。

今日はここまで!