これまでの各記事は以下から。
- ニューラルネットワークの構成
- ニューラルネットワークの学習
勾配消失問題
誤差逆伝播法では、勾配が出力層のデルタ に関して線形計算になっている。
そのため、各層の重みが大きいと、デルタは急速に大きくなり、逆に、重みが小さいと、デルタは急速に小さくなる。
そのいずれの場合も学習が困難になってしまうので、層を深くするのが難しかった。
これを、勾配消失問題という。
この問題を解決するために、深層学習のいろんな手法が出てきた。
それについては、また今度で。
今日はここまで!
- 作者: 岡谷貴之
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