いものやま。

雑多な知識の寄せ集め

「5/8 chips」というトリテを考えてみた。

「5/8 chips」というトランプとチップを使ったトリックテイキングゲームを考えてみたので、紹介。
名前の由来は、もちろんあのポテトチップスw

なお、テストプレイはやってない!

概要

手札8枚で5トリック以上とることを目指すトリックテイキングゲーム。
プレイ可能人数は3人〜6人。(4, 5人を推奨)

使う道具とゲームの準備

普通のトランプ1組を使う。
ランクの強さは、強い順にA, K, Q, J , 10, ... , 2。

チップを一人30枚ずつ持つ。

テーブルの中央に、チップを入れるポットを用意する。

最初のディーラーを適当な方法で決める。

ディール

まず、参加料として、プレイヤーは全員チップを8枚ずつポットに入れる。
ポットに入れられない人はゲームから脱落。
(そこでゲーム終了にしてもいい)

ディーラーはトランプをよくシャッフルし、プレイヤー全員に手札として8枚ずつ配る。
残ったトランプは裏向きのまま山札としておく。

ビッド

ディーラーの左隣のプレイヤーから時計回りに、次のいずれかを行う:

  • ポットからチップを1枚手元に持ってくる
  • チャレンジ宣言する

ポットからチップを1枚手元に持ってくる

ポットからチップを1枚手元に持ってくる。
このとき、手持ちのチップと混ざらないように、分けておく。

こうして手元に持ってきたチップの合計が全員5枚ずつになったら、そのディールは流れる。
手元に分けておいていたチップを手持ちのチップに戻し、ディーラーはそのままで、次のディールへ。
(ポットに残っているチップはそのまま。再度、全員参加料を支払い、カードを配りなおす)

チャレンジ宣言する

チャレンジ宣言をしたプレイヤーは、デクレアラーになる。

デクレアラーは手元に分けておいてあったチップをポットに戻し、同じ枚数のカードを山札からドローして、手札に加える。
そのあと、手札が9枚以上ある場合、そのうち1枚を選んで切り札表示カードにする。
(切り札表示カードのスートが切り札になる)
そして、手札が8枚になるまで、裏向きで捨て札する。

デクレアラー以外のプレイヤーは、手元に分けておいていたチップを手持ちのチップに戻す。

そのあと、プレイに移る。

プレイ

デクレアラーの左隣のプレイヤーが最初のリードプレイヤーとなって、マストフォローの普通のトリックテイキングを行う。

すなわち、

  • リードプレイヤーから順番に、時計回りで1枚ずつカードをプレイする。
  • リードプレイヤーはどのカードをプレイしてもいい。
  • それ以外のプレイヤーは、リードされたカードと同じスートのカードをプレイしなければならない。
    持っていなければ、何をプレイしてもいい。
  • 全員が1枚ずつプレイしたら、強さを比べ、誰がトリックをとったのか決める。
    • 切り札がプレイされていなければ、リードされたカードと同じスートのカードの中で一番強いランクのカードをプレイしたプレイヤーがトリックをとる。
    • 切り札がプレイされていれば、切り札の中で一番強いランクのカードをプレイしたプレイヤーがトリックをとる。
  • トリックをとったプレイヤーが次のリードプレイヤーになる。

あと、トリックをとったプレイヤーは、ポットからチップを1枚獲得し、手持ちのチップに加える。

これを手札がなくなるまで繰り返し、8トリック中、5トリック以上をデクレアラーがとったら、チャレンジ成功。
そうでなければ、チャレンジ失敗。

得点計算

チャレンジ成功した場合、デクレアラーはポットに残っているチップをすべて獲得する。
獲得したチップは手持ちのチップに加える。

チャレンジ失敗した場合、デクレアラー以外のプレイヤーはポットに残っているチップを山分けする。
割り切れずに残ったチップは次のディールに持ち越し。
獲得したチップは手持ちのチップに加える。

そのあと、デクレアラーが次のディーラーになって、次のディールを行う。

ゲームの終了条件

決まったディール数を行ったら、ゲーム終了。
もしくは、誰かが参加料を支払えなくなるか、残っているプレイヤーが2人以下になるまで、ゲームを行うというのでもいい。

最後にチップを最も多く持っていたプレイヤーの勝ち。

今日はここまで!