昨日は素材の作成で、マットと木材を作った。
今日は駒を作っていく。
駒のデザイン
ボードゲームで駒といったら、やっぱりミープル。
ということで、ネットの画像などを参考に、パスをいじって作成したのがこちら。
ただ、これだと立体感が出ないので、影を落としてやる。
iDrawの場合、影をつけるのは簡単に出来て、パスを選択した状態で「ドロップシャドウ」を追加し、パラメータを設定してあげればいい。
こんな感じで、いい感じに影がついてくれる。
なお、illustratorの場合、パスをコピーして背面へペーストし、ちょっとズラして、ガウスぼかしをするといい感じになるはず。
illustratorを使ってたのはもうずっと昔なので、変わってる可能性が高いけど・・・
駒の色を変えてあげて、良い子(白)の駒も同様に作成。
「普通の子(灰色)」の作成
さて、悪い子(黒)と良い子(白)は、これでOK。
ちょっと大変なのは、普通の子(灰色)。
駒は片面が悪い子、もう片面が良い子で、この駒を立たせた状態が普通の子という扱い。
なので、ミープルが立った状態を上から見た様子を作らないといけない。
とりあえず、まずは手前が黒、奥側が白(間は元の木の色)の長方形を用意。
(一応、ドロップシャドウはつけてある)
これだけだと、「何だこれ?」という感じなので、ここに陰影を乗せて立体感を出していく。
まずは、ミープルの頭の右側から。
長方形を用意して、ここにグラデーション(左側は透明、途中に灰色、最後は濃い灰色)を設定し、ブレンドを「乗算」にしてやる。
こうすることで、右に向かって丸まっていってる様子が表現できる。
なお、グラデーションの途中に灰色を置いたのは、円を上から見たときに、途中まではなだらかで、端に行くほど急になることを表現するため。
同様に、右腕の部分にも陰影を乗せていく。
まずは、手の先が丸まっていることを表現。
さらに、頭の影になる部分があるので、そこにも陰影を追加する。
同じ感じで、ミープルの左側についても影を乗せていく。
そうすると、こんな感じ。
立体感が出て、それっぽくなったでしょ?
アニメーションの中割りの作成
これで、良い子、悪い子、普通の子の駒が出来たわけだけど、実際には駒の状態が変化するので、その変化のアニメーションの中割りが必要。
なので、それらを作っていく。
まずは、元のミープルを2つ用意し、その高さを縮小する。
それを、駒の厚さの分だけズラして重ねると、こんな感じ。
これだと、手足や顔の部分で凹みが出てしまうので、凹んでる部分に四角形をあててあげる。
そしたら、これらをパスの結合で合体。
同様にして、地の色のパスと、白のパスを作成。
(地の色の厚さを厚めにしておく)
これらを重ねてあげると、次のような感じ。
さらに、駒の影を落とせるようにするために、これらをコピペし、パスを結合した後に、ドロップシャドウを追加する。
影も重ねてあげると、次のような感じ。
ここから陰影を乗せて、立体感を出す。
まずは頭から。
駒の厚みの部分にパスを作成して、塗りをグラデーションにし、ブレンドを「乗算」にする。
同様に、右手、右足、左手、左足の部分にパスを作成して、陰影を乗せてあげ、最終的な見た目は以下のような感じになる。
同じ感じで中割りをいくつか作ってあげると、次のような感じ。
けっこう大変だったけど、いい感じ♪
今日はここまで!