Picky-Picsは、オンラインでポスターやチラシ、プレゼン資料が作れるというツール。
Twitterを見ていたら、これを使ってゲーム会のポスターを作ってみたというツイートが流れてきた。
RUCCIで、ボードゲームのチラシを作ってみたの話
— くろぅ・ザ・スタッキング (@CrowTheStacking) August 9, 2015
そして、コピーが思い付かない。
ボードゲームの多様性にやられるというか。https://t.co/WNhYubmenv
感想聞かせて~
面白そうだったので、自分もこのツールでゲーム会のポスターを作ってみた。
ログイン
Picky-Picsにアクセスしてみると、表示されるのが次のような画面。
「Twitterでログイン」があるのでこれをクリックすると、連携アプリの確認が出るので、アプリの連携を許可。
そうすればログインは完了。
簡単w
開始ページ
ログインすると、これまでに作ったデザインの一覧と、デザインの雛形が表示される。
これまでに作ったデザインを編集したければ、一覧から編集したいデザインを選べばいいし、新規に何か作りたい場合は、雛形を選択すればいい。
とりあえず、A4-縦の雛形を表示させてみる。
なかなかオサレな雛形が用意されていて、良さげ。
もちろん、白紙を選んで一からデザインを作ってもいい。
編集画面
とりあえず、適当に雛形を1つ選んでみる。
そしたら、編集画面へ。
編集画面はこんな感じ。
左側に作ったページのサムネイル、真ん中に編集画面、右側にツールが用意されている。
ドロー系ソフトというよりかは、パワーポイントに近い感じかも。
操作は、ドロー系ソフト(やパワーポイント)と同様に、画面にオブジェクトを追加して編集したりする感じ。
直感的なので、特に難しい事はないと思う。
配置に関しても、細かくガイドが効いてくれるので、(使う人がちゃんと意識していれば)基本であるグリッドに沿うレイアウトが出来ると思う。
素材
素材についても、以下のような感じでいろいろ用意されてる。
使うには、使いたい素材をドラッグ&ドロップするだけ。
お手軽〜。
拡大/縮小や回転、それと色を変えたりも出来るので、うまく使うといろいろな表現が出来ると思う。
テキスト
テキストの編集は、以下のような感じ。
縦書きも使えるし、フォントやサイズ、色も変えられるので、最低限のことは出来る。
ただ、オブジェクトの一部分だけサイズを変えるとかは出来ないので、そういったことをやりたい場合、複数のオブジェクトに分割して、それぞれを編集してやらないといけない感じ。
あと、改行も出来ないので、(ry
その他
あとは、写真をアップロードして使ったりも出来る。
ちょっと面白いのが、レイアウト機能。
これは、複数枚の写真がある場合に、それらの写真をどのように配置するかを簡単に変えることが出来る機能。
複数の写真をキレイにレイアウトしてくれるので、いいと思う。
作ったポスター
さて、そんな感じでいろいろいじりながら作ってみたのが、以下のポスター。
けっこうそれっぽく出来てるでしょ?
ちなみに、雛形は使わないで一からデザインしてたりw
いろいろ機能を試してみたかったからね。
なお、ゲーム会の詳細は、以下から。
お酒を飲みながら楽しくゲームが出来る会なので、興味のある人はぜひ!
利点と欠点
使ってみた感想としては、以下のような感じ。
[利点]
- 無料。
- オンラインで使えるので、ネットにさえ繋がっていれば、どこでも作業が出来る。
- オサレな雛形があらかじめ用意されているので、デザインが簡単。
- 操作が簡単で分かりやすい。
- フォントに複数のウェイトが用意されている。
- ガイドがあるので、(ちゃんと意識すれば)キレイなレイアウトにしやすい。
- 自動で保存してくれるので、「うぎゃー、保存してないぃ!」がない。
[欠点]
- 素材の拡大/縮小の仕様が分かりづらい。(Shiftを押しながら拡大/縮小すると、アスペクト比を保たずにサイズの変更が出来る)
- 回転の角度が15度刻みしか出来ない。
- テキストの編集でちょっと凝ったことをやろうとすると、非常に面倒。
- 位置やサイズを数値入力で変えられないので、細かい調整がしづらい。
- 重なりの調整が「最前へ」と「最後尾へ」しかないので、オブジェクトの重なりの管理が面倒。
- レイヤーがないので、複雑なデザインになると難しい。
- グループ化の機能がないので、複雑なデザインになると難しい。
- ベジェ曲線が使えないので、独自の素材を作ることが出来ない。
総じて、使えなくはないけど、それなりのものを作ろうとなると、かなり作業効率が悪い印象。
ただ、無料でこれだけいろんなことが出来るので、簡単なものを作るのにはいいと思う。
今日はここまで!