いものやま。

雑多な知識の寄せ集め

『劇場版 カードキャプターさくら 封印されたカード』を観てきた。

カードキャプターさくら』の劇場版2作目、「封印されたカード」が、今日12月29日からリバイバル上映だった。
ということで、さっそく観てきた。
とりあえず2回ほどw
その感想とか、簡単に。

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実のところ、この「封印されたカード」は、自分の中でとにかく特別な作品で。

そもそもの話、マンガやアニメが好きになった原因というのが、高校のとき、駅から高校までの道の途中に貼ってあった1枚のポスター。
それが何を隠そう、「封印されたカード」のポスターw
冒頭のバトルの青い衣装を着たさくらが描かれたもので、当時は当然さくらなんて知らなかったわけだけど、この可愛い子はなんなんだろう、と気になって。
そこから、いろいろ調べて『カードキャプターさくら』という作品に行き着き、学ランでめっちゃ恥ずかしい思いしながら少女マンガのエリアに入って行って、単行本を買い集め、さくらちゃん可愛いとどハマりしていった。
ここからさらに、『東京BABYLON』を読んで4巻の話に頭をガツンと殴られて、もうそこからはCLAMPにどハマり。
CLAMPの商業誌は全部集めて、「CLAMP研究室」(not「CLAMP研究所」ーー研究所の方は公式)なるHPをYahooジオシティーズで作ったりして・・・
そして、長屋(文化部部室棟)の影響で他のアニメなども見始めるようになって、今に至る、と。

「封印されたカード」は、そんなわけだから、完全にハマったときにはもう上映してなくて、DVDで鑑賞。
思えば、初めて買ったDVDかもしれないw
そして、その作品の構造に非常に感激したのを覚えてる。
こんなに劇中劇をうまく使って心の葛藤を引き出させ、さらには、さくらに思っていることと真逆のことを言わせるとか。
どんなドSだよ!
そんな、すっごいツラいところからの、ラストへの繋がり・・・
締め上げて締め上げて、めっちゃ締め上げ切ったところからの解放!
もうね、これをなんと言い表したらいいのかと。

それに、小狼に自分の想いを伝えたいのになかなか伝えられないさくらちゃんがめっちゃ可愛かったり、たまに挟んでくるギャグが小気味よかったりと、もうホントに素晴らしい。

が、そう。
知ったときには、もう上映は終わっていたわけでーー
こんな素晴らしい作品を、しかし、知ったときにはもう二度と劇場で見られる機会はないと知るというね。。。

けど、そこから時が流れること約17年、今年1月に劇場版1作目がリバイバル上映されることに。
否が応でも高まる、2作目ーーすなわち、「封印されたカード」も、リバイバル上映されるんじゃないか、という期待。
(と同時に、なんで2作目じゃなくて1作目がリバイバル上映なんだよ、という憤慨も少し)

そこからさらに時は流れ、とうとう今年9月に2作目もリバイバル上映が決定!
もうね、喜び勇んで前売り券を買いに行ったよね。

そして、そこからさらに3ヶ月経ち、とうとう今日。
17年越しの念願叶って、「封印されたカード」を劇場で観ることが出来た、と。

もうDVDは何度も観てるから、ストーリーとか全部知ってるわけだけども、やっぱり劇場で観るのは違う・・・
積もり積もった想いが大きすぎて、ホント何でもないシーンでもそのあとの展開とかを思い出したりしてしまって思わず涙ぐんでしまったり、観たいとずっと思ってきたものが観れているというその事実だけでもう胸が一杯になってしまって、もうホントにダメ。
終始、ボロボロだった。

最初から何回か観ようと思ってたんだけど、これは続けて観るのはダメだと思って、時間を空けて2回目を観てきた。
こちらは少し落ち着いて観れて、でも、やっぱりいい作品なわけで、最後は涙腺がね。
ホント、いい作品だよーー

で、まだ上映は続くようなので、あと何回かは観に行く予定。
とりあえず、直近で明日3回目を観てくるw

ちなみに、入場特典はさくらとケロちゃんだったw

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さくらのTVシリーズをある程度見てることが前提になるんで、万人に勧められる作品ではないんだけど、ホントに素晴らしい作品なので、興味のある人はこの貴重な機会にぜひとも観てもらいたいなぁ。

今日はここまで!

『てつがくフレンズ』を読んでみた。

すごーい! 君は哲学が好きなフレンズなんだね!

ということで、飲茶さん(原作)の新刊、『てつがくフレンズ 女の子の姿になった哲学者たちの哲学学園』を読んでみたので、感想とか。

てつがくフレンズ 女の子の姿になった哲学者たちの哲学学園

てつがくフレンズ 女の子の姿になった哲学者たちの哲学学園

概要

この本が生まれるきっかけとなったのは、飲茶さんの「哲学的な彼女」企画。
初回は小説のみの募集だったんだけど、2回目は小説とイラストの募集が行われ、そこで選ばれた優秀なイラストは本としてまとめられ、『哲学ガールズ』として発売された。

哲学ガールズ

哲学ガールズ

これで終わりなのかな?と思っていたんだけど、それから時が経つこと数年、『哲学ガールズ』に出てきたキャラクターたちが飲茶さん原作の4コママンガとして出版されたのが、この作品。

今回登場するのは、主に古代の哲学者たち・・・が、女の子になったキャラクターたちw
ソクラテスプラトンを始め、タレスピタゴラス、ゼノン、それに、意外とキーキャラクターになっている、デモクリトス(原子論を最初に唱えた人)などが出てくる。
それと、東洋からは孔子なども登場。
その他にも、近代の哲学者がちらほら・・・

これらの可愛らしいキャラクターたちが、哲学的なテーマに関して、あれやこれやギャグを交えつつお話しする、ほのぼの日常系マンガ。

・・・とでも思ったかw

いやいや、確かに最初の方は他愛もない日常系。
それが、中盤に「ある事件」が起きて、とんでもないことに。

どうしてこうなったw
まぁ、自分はこういう展開大好きだけどw

一体、何が起こって、どういう方向に話が展開していくのかーー
それは読んでのお楽しみw

ヤンデレって怖いよね(違う

ちなみに、後半の話は、同じ飲茶さんの著作の『哲学的な何か、あと科学とか』を読んでいると、飲茶さんが関心のある哲学的なテーマが分かっていいかも。

哲学的な何か、あと科学とか

哲学的な何か、あと科学とか

それと、このブログでも何回か紹介してるけど、『史上最強の哲学入門』シリーズの雰囲気を知っていると、より楽しめると思う。

史上最強の哲学入門 (河出文庫)

史上最強の哲学入門 (河出文庫)

プラトン主義 v.s. 反プラトン主義

さてさて、微妙にネタバレ?な気もするけど、この本の後半で大きな主題の1つとして扱われているのが、「プラトン主義」と「反プラトン主義」の対立。

ちょこっと引用。

つまるところ、哲学の歴史とは、モノの背後にある真の存在、「イデア」についての思索にすぎません。
目に見えるモノの世界から「それ以上の何か」を発見しようとする思索行為、これはようするにプラトン哲学です。
もちろん、「そんなものは人それぞれの作り事だ」という哲学もありますが、これはようするに、プラトン哲学への反論です。
どちらにしろ、中心にはプラトン哲学があるのです。
「世界には目に見えるモノ以上の何かがある」、これをプラトン主義と名付けましょうか。
そしてその逆、「目に見えるモノしかない」、これを反プラトン主義と名付けましょう。
プラトン主義と反プラトン主義、人類の歴史とは、この2つの主義を行き来する運動にすぎないと言っても過言ではありません。
(『てつがくフレンズ』より引用、句読点は自分が追加)

なるほど、ともいえる主張だけど、自分の立場を考えてみると、ある意味プラトン主義で、かつ同時に、ある意味反プラトン主義w
そんな相反する主張が同時に成立しうることがあるのか、と思われるかもしれないけど、この「目に見えないモノ」が二重性を為していて、それぞれの主張が同じ言葉で表裏の異なった別のものを指しているとなれば、それは成立したりする。

分かりやすいのは、「論理」。
はてさて、「論理」というのは、超越的に存在するものなのか、それとも人間の生み出したものに過ぎないのか・・・?

以下、自分の同人誌『哲学散歩道III 「身体性」へ還る』より引用。

そもそも、自分たちは論理を使って考察を進めているわけですが、その論理というのはどのようにして得られたものなのでしょうか?
考察を進めるために根源的に存在していないといけないということから、経験に先立って存在しているとも考えられるし、様々なことを経験することで「妥当な論理」が構築されるとも考えられるので、論理すら経験によって得られるものだと考えることも出来るでしょう。
では、どちらが正しいのかといえば、どちらも正しいのです。
そこには論理の二重性が存在します。

論理とはそもそも、真であるとされる命題から他の命題が真であるかを判断したり、あるいは真である他の命題を導いたりするためのものでした。
ところで、自分たちは「正しい論理」を使っていると思っているわけですが、その論理が正しいということはどうやって保証されるのでしょうか?
実のところ、どうやっても保証はされないのです。
今のところ、正しく論理を使っていれば正しい帰結が得られているというだけで、それが明日から突然変わってしまう可能性は否定できません。
しかし、その「否定できない」という事実が意味することは、経験に先立って世界を動かしている論理が存在しているということなのです。
すなわち、 経験に先立って存在する論理があるから世界は動き、その世界の動きを経験することで構築される論理があるのです。
そのように二重化されているからこそ、経験によって構築された後者の論理が経験に先立って存在する前者の論理とズレる可能性を否定できません。
ただし、この二つにズレがあっては後者の論理は論理と呼べるものではなくなってしまうので、それゆえこの二つは現状として等価なものとなっています。
経験に先立って存在する論理と経験によって構築される論理は、紙の裏と表のように、二重でありながら一体として存在しているのです。
(『哲学散歩道III』より引用)

つまり、「論理」を「経験に先立って存在する論理」と見れば、それはプラトン主義であり、「論理」を「経験によって構築される論理」と見れば、それは反プラトン主義となる。
そのどちらか一方しか見れないと、プラトン主義か反プラトン主義かという二者択一になってしまうけど、その二重性に気がつけば、そもそも同じ言葉で指しているものが違うのだから、両立しうる主張だということに気がつくことが出来たり。
これぞ、アウフヘーベンw

ちなみに、この二重性は身体性についても言えて、それについては別の記事で引用してたりするんで、よければどうぞ。


何はともあれ、可愛いキャラクターたちが結構な哲学的難問を「身をもって」示してくれているんで、面白いと思う。
オススメ。

今日はここまで!

てつがくフレンズ 女の子の姿になった哲学者たちの哲学学園

てつがくフレンズ 女の子の姿になった哲学者たちの哲学学園

哲学ガールズ

哲学ガールズ

哲学的な何か、あと科学とか

哲学的な何か、あと科学とか

史上最強の哲学入門 (河出文庫)

史上最強の哲学入門 (河出文庫)

デュエルエスクマキナのイベントマッチで遊んでみた。

以前、デュエルエスクマキナ(通称:DXM)というゲームを紹介した。

1戦1戦が重く、かなりやりごたえがあるので、あまり多くは回せてないんだけど、今も続けてる。
あまり使われていなかったカードが強化されたり、デュエルアリーナ(ハースストーンでいう闘技場、シャドウバースでいうアリーナ)という新モードが追加されたりと、少しずつ改善が加えられているのもいい。
運営とプレイヤーの距離がすごく近く感じられるのもいいところ。
(ディレクターがプレイを配信してたりするw)

さて、そんなデュエルエスクマキナで、記事投稿キャンペーンがまた開かれたので、またちょっと書いてみようかなと。
ガチャチケット欲しいしw

今回テーマとしたいのは、イベントマッチのデッキ構築について。
普通のデッキ構築とはまた違うので、自分がどう考えてデッキを組んだのか、紹介してみたい。

本記事は「DXM記事投稿キャンペーン」のエントリー記事です。
テーマ:初心者攻略指南
Twitterアカウント名:@yappy0625

イベントマッチって何?

イベントマッチというのは、期間限定で開催されるランキング制の大会。
普通のランクマッチとは違い、イベントごとに特殊なルールが追加される(※一部除く)ので、普段とは違ったバトルが楽しめるのが面白い。

例えば、今開催されている「キメラ使いの戦い」というイベントだと、「キメラの卵」という地形があらかじめあって(しかも破壊不可能)、そこからキメラが生まれてきて、ターンを追うごとに成長して強くなっていったりする。
このキメラが最終形態になると、スタッツが7/5と単に強いだけでなく、相手ユニットを破壊するたびに相手ガーディアンに2ダメージ与えるという強力な能力を得るので、自分のキメラは出来るだけうまく育て、逆に相手のキメラは出来るだけ育てないようにする、といった工夫が必要になってくる。

そんなわけで、普通のデッキで戦おうとすると、なかなか勝てなかったり。

あと、イベントによっては、毎ターン開始時にカードがデッキ外から1枚手札に追加されるというものも。
そうなると何が起こるのかというと、すぐに手札が上限の8枚になって、ドローしてきたカードが焼ける(手札に入らずに破壊される)(^^;
せっかく作ったデッキなのにそもそも手札に入ってこなくて、デッキ外から追加されるカードで手札が溢れて何も出来なくなるなんてことが頻繁に起こって、「なにこのクソゲー」ってなることも多々w

ただ、そんなイベントマッチも、工夫してデッキを組めばけっこう戦えるようになるのが面白いところ。
むしろ、各イベントでどう工夫すればいいのか考えるのが、一番の醍醐味かもしれない。

そのとき意識したいのが、各イベントでキーとなるカード。
これを見つけられるかどうかがかなり重要になってくる。

というわけで、以下では実際に自分が組んだデッキを紹介してみる。
(なお、順位はそんなに高くない・・・回すの大変で。

壺投げ合戦

まずは壺投げイベント。

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毎ターン開始時に2コス0/1の「カノポス壺」がデッキ外から手札に1枚追加される、というルール。
この壺は、破壊時に両方のガーディアンに3ダメージを与えるという厄介者・・・
しかも、想像に難くないように、毎ターン開始時にこれが手札に加わるので、デッキが焼けまくる(^^;

というわけで、ストレスマッハではあるんだけど、そこを逆に考えた。

まず、何も対策をしてないとデッキが焼けまくるわけだけど、その条件は相手も同じなので、それならデッキが焼けつつも、出来るだけ多くのカードをデッキから手札に持ってこれれば、相手に対して(手札の質という意味で)ハンドアドバンテージを取れることになる。

例えば、手札に「カノポス壺」が4枚、それ以外が4枚あって、それ以外のカードを1枚プレイしたとする。
すると、次のターンの開始時には、まず「カノポス壺」が手札に入って手札が8枚になり、デッキからドローされたカードは焼かれて消えてしまう。
このとき、手札の中身は、「カノポス壺」が5枚、それ以外が3枚で、デッキは1枚焼かれた状態。

もしもこれが、プレイしたカードによって1ドロー出来たとする。
すると、次のターンの開始時にすでに手札は8枚になっているので、「カノポス壺」は焼かれて入らず、ドローされたカードも焼かれて入らないことになる。
デッキから1枚が焼かれるのは同じなんだけど、手札の中身を見てみると、こちらは「カノポス壺」が4枚、それ以外が4枚と、手札の質に差が出ていることが分かると思う。

ということで、デッキが焼かれるのでドローするカードを入れるのは悪そうに思えるんだけど、どうせ焼かれるのなら、有効なドローを増やした方が手札の質を高められるかな、というのがまず考えたこと。
(実質的にターン開始時に追加されるカードより先にデッキトップのカードをドローすることになるので、先ドローと自分は呼んでる)

そして、とにかく手札を消費しないといけないので、低コストを固めてアグロで殴り合いをするようにし、かつ、回復も交えてダメージレースで負けないようにしよう、と。

さらに注目したのが、ルクソールの「アペプの詛呪」。

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自ユニットを1体破壊して、相手ガーディアンから2ドレイン(※ダメージを与えてその分自ガーディアンを回復させる)、という能力で、自ユニットを破壊しないといけないというのが普通はデメリットなんだけど、このイベントの場合、これで「カノポス壺」を破壊すると、まず、相手に3ダメージ、自分に3ダメージ入った後、相手にさらに2ダメージ与えて、逆に自分は2回復できるので、実質、自分に1ダメージ与えつつ、相手に5ダメージ与えられることになる。
これは非常に強力。
このイベントのキーだと思った。

そこらへんを踏まえて組んでみたデッキが、これ。

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「アナンシ」「ワセトの船大工」「セシャト」「ジェイ」を入れているのは、先ドローするため。
ちなみに、2コス1/2でドローするのだと、「メンネフェルの踊り子」もいるけど、スペルはセシャトでドローしたかったので、「ワセトの船大工」の方を入れてる。

そして、前述の「アペプの詛呪」に、ドレインが強力な「神獣像の祈祷」、それと相性のいい「ミイラの兵長」、他、回復するために「ピクシーの踊り子」「エルフの薬草師」「シームルグ」なんかを入れてある。

ちょっと面白いのが「デーモンスネイル」で、アグロで有効なのはもちろん、破壊されたときに出来る「酸溜まり」を使って「カノポス壺」を破壊してリーサルというのもあったりした。

なんの対策もしてないデッキに対しては、これでけっこう勝てた感じ。
何より、ギミックが面白くて、意外なところからリーサルにいけたりした。

ちなみに、流行ってたデッキは、フレイヤを使った回復しまくるデッキ。
実際、このデッキも押し切れれば強かったんだけど、デッキパワー自体は低いので、ダメージレースで一度不利になってしまうと、そこから挽回するのはキツかったかなぁ。

千客万来! イズモ行商祭

続いて、行商人イベント。

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これも毎ターン開始時にデッキ外からカードが1枚追加されるというルール。
追加されるのは、1コスト1/1の「ゲンジの行商人」。
召喚すると、イズモのスペルをデッキ外からランダムに1枚手札に加えるので、さらに手札を圧迫することに(^^;

ただ、行商人ちゃん自体は1コストなので出しやすく、出して無駄にはならない感じ。
そして、イズモのスペルはやっぱりイズモがいちばん使いやすい・・・
イズモが元々低コストで強い勢力なので、手札をガンガン消費する意味でも、イズモで組むのがいい感じだった。

そして、このイベントでかなりキーだったのが、「狐火の撒布」。

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2コスのスペルで、相手の全ユニットに1ダメージを与える。
AOEとはいえ、1ダメージなので普通のバトルだと使えるシーンはけっこう限られてくるんだけど、このイベントの場合、とにかく行商人ちゃんや低コストが盤面に溢れていたので、このスペルがとにかく刺さった。

それと、もう一つキーとなったカードが、「ウシオニ」。

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3コスト1/3で、相手ユニットが破壊されると相手ガーディアンに1ダメージ。
あと、山岳にいると隠密を持つ(対象指定のスペルで対象に出来ない)。
このカードも、普通のバトルだとそこまで刺さることは多くないんだけど、やはり行商人ちゃんや低コストが場に溢れるので、かなりのダメージを稼いでくれた。
「狐火の撒布」とのコンボが決まれば、最大6点とか。

デッキはこんな感じ。

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低コストで固め、「狐火の撒布」「ウシオニ」も入れてある。
あと、手札がめちゃくちゃ多くなることが多いので、相手の手札の枚数の半分(端数切り上げ)のダメージを与える「ヤマタノオロチ」を入れたりしてる。

ちなみに、地形を作るカードをほとんど入れてないけど、「ケツァルコアトル」を入れてみてたり(^^;
これは、引きが弱くて地形を作るスペルしか引けなかったときの保険。
なんだかんだで、2, 3回、地脈の力発動したかもw

キメラ使いの戦い

最後に、今開かれてるキメライベント。

冒頭で述べた通り、「キメラの卵」という地形があらかじめあって、そこからキメラが生まれてきて、ターンを追うごとに成長していくというルールになっている。
このキメラが産まれるタイミングが「相手ターンの終了時」なので、後手番の方がちょっと有利っぽいというのが面白い。
そして、キメラが最終形態まで育つととても強いので、いかに自分のキメラを育てるか、そして、相手のキメラを育てないかというのが重要になってくる。

ということで、普通のデッキよりも除去カードを多く入れ、とにかくキメラを成長させない方がいい、というのがまず第一。
最初、とりあえず普通のデッキで潜ったら、成長したキメラがどうにもならずに爆死した(^^;

そのうえで、キーとなるのが、「大国主の神米」。

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このスペルは相手ユニット1体を1コスト0/1の「大国主のネズミ」に変えることが出来る。
なので、このスペルで相手のキメラを「大国主のネズミ」に変えてしまえば全くの無害だし、「大国主のネズミ」が「キメラの卵」の上にいる限り新しいキメラも生まれてこないので、安心して戦うことが出来る。

そして、もう一つキーとしてあげたいのが、「マッドゴーレム」。

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このユニットは、破壊されたときに地形にいる相手ユニットをランダムに1体破壊し、さらに相手のランダムな地形を1つ破壊してくれる。
(※ただし、「キメラの卵」は破壊不可能)
キメラは当然、地形「キメラの卵」の上にいるので、このユニットを破壊すれば、(このイベントではあまり地形を作る人が多くないので)大体キメラが破壊されることになる。
なので、出されるとかなり困ることになる。
(というか、実際に出されて困ったので、自分も採用した)

イズモだと、他にも軽量な除去スペルがいろいろあるので、それらを詰め込んだりして作ったデッキがこちら。

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地味に重要なのが「商工ギルドの武器隊商」で、相手のキメラを「大国主のネズミ」にしてしまうのが重要なのは先にも述べた通りだけど、裏を返せば、相手もこちらのキメラを「大国主のネズミ」に変えてくることがあるわけで。
そんなときに、「商工ギルドの武器隊商」を出して得られる「数打物のダガー」を使えば、0/1になってしまったネズミを1/1や2/1に変えることが出来る。
そうすると、相手もその列を無視できなくなって何かユニットを出してくるので、それでネズミを葬れば、新たにキメラを育てていくことが出来るようになる。
あと、「ゲンジの傀儡女」とのコンボが決まると、かなり強いというのもあるし。

ちなみに、「ヤマタノオロチ」は趣味に近いw
このイベントだと手札が溢れることはほとんどないので、あまり刺さらないけど、速攻持ちがほとんどいないイズモで最後のひと押しが欲しいときに使えないこともない感じ。

まとめ

そんなわけで、理不尽なことも多いイベントマッチだけど、キーとなるカードを見つけてデッキを構築していくと、けっこう戦えたりする。
なので、イベントマッチでは「このイベントで刺さるカードはどれかな?」というのを考えてデッキを作ってみるといいと思う。
普段あまり注目してなかったカードが、意外と使えるカードだと分かったりする面白さもあるので。

今日はここまで!

猿ヶ京温泉に輪行で行ってみた。

昨年、輪行宝川温泉に行ってきた。

この宝川温泉がすごく良かったので、今年も行こうかな、と。

調べてみると、宝川温泉があるみなかみ町には他にもたくさん温泉があって、有名な水上温泉を始め、そのすぐ南にある上牧温泉(ここも行ったことがあって、温泉はぼちぼちだったけど、景色が素晴らしく、料理も美味しかった)や、秘湯的な法師温泉など、ホントにいろいろあるみたい。
なので、連休を使って温泉巡りもいいなぁと思ってたんだけど、連休は残念なお天気で、結局行けず・・・

そのあともスッキリしない天気が続いてたんだけど、この前の日曜日(8/20)がなんとか雨が降らないで済みそうだったので、そのスキを狙って出かけてみた。

5LINKS

さてさて、そこで問題になるのが、どの自転車を使おうか、ということ。

一番無難なのは、いつも乗ってるコーダーブルームのロードバイク
ただ、この前5LINKの折りたたみ自転車を買ったので、せっかくだから使いたいところ。

とはいえ、宝川温泉に行くとなると、一番キツイところで10数パーセントの登りを登らないといけないので、この自転車でどれくらい走れるのかが分からない・・・

そんな中、調べてみると、同じくみなかみ町にある猿ヶ京温泉に行くのであれば、そこまでキツイ坂は登らないで済みそうなことが分かった。
猿ヶ京温泉のさらに先には法師温泉もあって、頑張れば行けそうな感じ。

ということで、5LINKSの折りたたみ自転車で後閑まで輪行し、そこから猿ヶ京温泉、可能なら法師温泉まで行くことにした。

出発〜後閑

法師温泉まで行くことを考えてたので、出発は朝早く。
朝の5時半には家を出た。

最寄りの駅についたら、自転車をさっそく輪行状態に。

いやー、5LINKSはやっぱりすごい。
ものの数分で輪行状態に出来たw
専用の輪行袋であるリンコロに入れればそのまま転がしていけるので、これも便利w

さらに、電車の中では、こんな感じで括りつけておけるようになってる。

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これも地味に便利でいいw

6時ちょっと前の電車に乗って、武蔵野線京浜東北線高崎線上越線と乗り継いで行き、後閑駅に着いたのが9時20分頃。

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いやー、遠いw
けど、上越線に乗ってると途中から山やら川やらが見えてきて、テンションがあがるw
この景色を見るだけでも、来た甲斐があったと思えるくらいにいい景色w

後閑〜猿ヶ京温泉

到着したら、さっそく輪行状態を解除。

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これもものの数分w
このお手軽さは、やはり折りたたみ自転車のいいところw

今回走ったのは、こんなルート:

後閑駅をスタートしたら、県道61号〜県道273号を進んでいき、国道17号と合流。
あとはひたすら国道17号を北上していくという、片道約15kmのコース。
登りが続くものの、それでも一番大変なところで平均斜度6%と、ロードバイクなら難なく走れるレベル。
まぁ、今回はロードバイクではなく、折りたたみ自転車なので、それがどう影響するか、という感じではあったのだけど。
(ちなみに、サイクルジャージではなく、少し動きやすい程度の普段着)

さてさて、スタートするとすぐに見えたのが、みなかみ町の町役場。

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てっきり水上駅の近くにあるんだと思っていたら、後閑駅の近くにあったのね・・・
ちょっと驚き。

そして、すぐに月夜野橋を渡る。

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いやー、利根川がキレイw

そのまま走っていくと、すごい高いところに橋?がかかってるのが見えて、あんなところまで登ったりするのか?とちょっと驚くんだけど、それは上越新幹線の高架だった。
ほっと一安心。

微妙に登ったり下ったりしつつも、特に問題なく進み、あっという間に国道17号に合流。
あとはここをずっと進んでいけばいいだけ。

ちなみに、国道17号をずっと進んでいくと、三国峠を越えて新潟県に入り、苗場〜越後湯沢と繋がっていくみたい。
まぁ、さすがにロードバイクじゃないと、そっちの方までいくのは無理だけど(^^;

さて、ゆるゆると薄い登りを進んでいくと、まず見えてきたのが、湯宿温泉。

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ここもいくつか温泉があり、気にはなってたんだけど、今回はスルー。
今改めてwikipediaを見てみたら、『ねじ式』で有名なつげ義春が訪れたりしてた温泉なのね。

さらに進んで、赤岩温泉を通り(ここは廃業してるっぽい?)、左手に何やら大きなプール?が見えてきたところから、本格的な登りが。

登りとしてはそこまでキツくはないはずなんだけど、折りたたみ自転車だとさすがにここは厳しかった。
まっすぐな道で、ずっと先まで登りが続いているのが見えるのはけっこうキツイ(^^;

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が、まったく進めないというほどではなく。
途中、何度か休みつつ、一番軽いギヤでゆるゆると進んでいく。

そうやって頑張って進んでいき、登りが終わったところで見えてきたのが、猿ヶ京温泉の看板!

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そして、その少し先に、赤谷湖が一望できるスポットが!

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そして、なんかちょっと変わった見た目のローソンがあったので、休憩。

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この時点で11時ちょっと前で、問題は、さらに先の法師温泉を目指すかどうか。

法師温泉猿ヶ京温泉からさらに8kmくらい先で、しかもまだまだ登ることになる。
ついでにいうと、法師温泉は混んでる場合、午前中で日帰り温泉の受付を終えてしまうこともあるようで、行ったとしても最悪は入れない可能性がある。

ということで、今回は法師温泉は見送ることにした。

猿ヶ京温泉センター

まず向かったのは、猿ヶ京温泉センター。

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みなかみ町(水上) 猿ヶ京温泉センター 日帰り温泉施設

ひっそりした感じの入り口で、ちょっと入るのが不安になるような・・・
とりあえず自転車を停め、入っていく。

玄関をくぐると、明かりもつけてなく、土間みたいなところに。
なんか間違えたかなぁ、と思っていたら、中から人が。
食事ですか、と訊かれたんで、お風呂は入れますか、と応えたら、なんと、お風呂はお休みとのこと。
日曜がお休みというわけではなく、たまたまその日お休みだったということで、ちょっとツイてなかった・・・

ご飯も気になるところではあったんだけど、11時過ぎとちょっと早かったんで、パス。
うーん、残念。

湖城閣

続いて向かったのが、湖城閣。

今回一番楽しみにしていたところで、温泉巡りのためにみなかみ周辺で宿を探していたときに見つけたのがここ。
赤谷湖のほとりにあり、露天風呂から赤谷湖が眺められるということで、楽しみにしてた。

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が、着いてみて、これは・・・という感じ。
これまた、ちと不安に(^^;

中に入っていくと、フロントだったんだけど、これまた電気がついてない・・・
まさかここも休み?と思ったんだけど、呼び鈴を鳴らしたら人が出てきて一安心。
日帰り温泉もOKだった。

で、それからフロントの明かりをつけて、お風呂の場所の案内までしてくれた。
それでいいのか・・・?

古城閣のお風呂は、男女別の内風呂と露天風呂、それと、家族用の貸切風呂に、混浴の露天風呂。

まず向かったのは、内風呂。

と、その前に、なんかやたらレトロな空間がw

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さて、肝心のお風呂だけど、内風呂はなかなかいい感じ。
自分以外にお客がいないっぽくて、日曜日でそれって大丈夫か、というのはあったけど、貸切状態で楽しめた。
赤谷湖を見ることが出来て、いい感じ。

露天風呂の方はというと、いい眺めではあったんだけど、ちといろいろ浮きすぎだったのはマイナス(^^;
露天だから仕方ない部分はあるけど、お湯を循環させてれば、あそこまですごい状態にはならないと思うんだけどなぁ・・・

そのあとは、混浴の露天風呂の方へ。
といっても、貸切状態だったので、混浴も何もないんだけどw

宝川温泉に行っていたので、こちらも開放的で赤谷湖がよく見えるのかなと期待していたんだけど、うーん、割としょぼかった(^^;
確かに赤谷湖は見えたんだけど、木でけっこう視界が遮られてしまってた感じ。
さらに、最初は貸切状態だったんだけど、そこにカップルが1組入ってきたもんだから、居心地が悪すぎて、そそくさと撤退・・・
宝川温泉くらいに人がいれば、カップルの1組や2組いても全然気にならないけどねぇ。

そんなわけで、けっして悪くはないんだけど、ちょっといろいろ残念だった感じ。
事前に期待しすぎたのも良くなかったかなぁ。

まんてん星の湯

その次に向かったのが、まんてん星の湯。

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ちょっと寂れた雰囲気を醸し出してた湖城閣とはうって変わって、こちらはなんともキレイな建物。
車もだいぶ止まってて、かなり人で賑わっていた。

ちょうど13時過ぎで、お腹もだいぶ減っていたので、まずはご飯を食べることに。

温泉とは別にお土産売り場と食堂も併設されていて、食堂からは赤谷湖が一望できる。
テラス席なんかも用意されていて、すごくいい感じ。

料理はどれも美味しそうで、お蕎麦もすごく美味しそうだったんだけど、自分が選んだのは、上州麦豚を使ったトンカツ定食。

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いやー、これがホントに絶品だった。
噛めばほろろと崩れるようなーーはさすがに言い過ぎだけど、ホントにそれくらい柔らかい豚肉で、めちゃくちゃ美味しい。
ボリュームも十分で、かなり満足な料理だった。
ホントにこれを食べれただけでも来た甲斐があったと思えるくらい。
上州麦豚、おそるべし・・・

お昼で大満足したあとは、お風呂へ。

こちらはかなりスーパー銭湯に近い感じ。
鎧が飾ってあったりねw

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温泉っぽさは薄れるけど、清潔感があって安心できる。

お風呂は内湯と露天風呂で、うん、スーパー銭湯と思ってもらえればいいw
ただ、やっぱり清潔なお湯はいいもんだし(湖城閣でダメージ受けすぎ)、湯船に浸かってしまうと(目線が低くなるから)赤谷湖は見えなくなってしまうんだけど、そうでなければちゃんと赤谷湖も眺めることが出来て、いい感じだった。

いこいの湯

これで行こうと思っていたお風呂は全部終わりで、余裕があれば帰りに湯宿温泉とか、上牧まで足を伸ばして上牧温泉にでも入って帰ろうかなと思っていたんだけど、そこにTwitterでやういちさん(@_yauichi)から「猿ヶ京温泉なら『いこいの湯』がいいですよ」という情報が。
なので、行ってみた。

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行ってみると、なるほどこれは知らないと絶対に気づかないよなぁ、という感じ。

入ってみると発券機があって、そこで券を購入して入るようになっていた。
が、番台?には誰もいなくて、「ここに券を入れてください」という箱があるだけ。
お、おぉぅ・・・

とりあえず券を購入し(300円と激安!)、箱に入れ、脱衣所へ。

そそくさと服を脱いで浴室に入ると、なんともシンプルなお風呂。
洗い場の他には浴槽が1つあるだけ。
ただ、その浴槽にはキレイなお湯がなみなみと注がれ続けている。

傍らにはケロリン桶があったので、それで掛け湯をして、って、

熱っ!!!

ビックリするほど熱い!

おそるおそる足を入れてみると、ピリピリとするくらいの熱さ。
そういう泉質のお湯というわけではなく、熱さだけで皮膚がピリピリする感じ。
こんなに熱いお風呂は初めてかも。
42度とかのレベルじゃなくて、46度とかあるんじゃないかな。

そのあと、頑張って全身浸かってみたけど、熱さで体がピリリと引き締められる感じ。
これは熱いお湯が大好きな江戸っ子にはたまらないかもしれない。
が、自分は根性がないので、数分でリタイア(^^;

まぁ、自分がどちらかというと、ぬるめのお湯にマッタリと浸かっているのが好きというのもあるかも。
炭酸泉とか大好物。

ということで、自分にはちと熱すぎたけど、この隠れ湯っぽい雰囲気はいいし、熱くてキレイなお湯に安く入れるというのはいいと思った。

帰路へ

これであとは帰るだけ。
帰りは下りなので楽チンw

まったく関係ないけど、国道17号を走ってたら、こんなお店があった。

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どさん子やら大阪屋やら、ここは何県なんだw
写真を撮りはぐったけど、県道273号に入るところには秩父生コンとかもあったしw

そんなこんなで、後閑駅に無事到着。
輪行状態にするのも簡単なので、サクッと輪行状態にして電車に乗って帰宅。


今回走った感じとしては、5LINKSの自転車でも、6%くらいまでの坂ならなんとか走れるかも、と思った。
それ以上の坂となると、さすがに歩かないと厳しい感じはしたけど。

あと、やっぱり手軽に輪行できるのはすごくいい。
ガッツリ走るというならロードバイク一択だけど、そうでなければ、このお手軽さは最高だと思う。

そして、猿ヶ京温泉は、湖城閣がちょっと残念な感じはあったものの、まんてん星の湯のお昼は最高だった。
また食べに行きたいなw

あと、次は法師温泉も目指してみたいかも。
もしそうするなら、ロードバイクの方がよさそうだけどねw

今日はここまで!

楽譜作成ソフトLilyPondをインストールしてみた。

年初に書いた、今年やっていきたいことの一つの「作曲、音楽理論」の研究。

ぶっちゃけ、ラモーの音楽理論の「不協和音の二重用法」がホントに意味不明で、ずっと止まってたんだけど、ちょっとずつ再開しようかなと。

そのうえでブログを書くときに必要になってくるのが、楽譜の作成。
それと、実際の響きを確認するための、音の作成。

調べてみると、楽譜作成ソフトのLilyPondで、楽譜の作成はもちろん、MIDIへの出力も出来るということだった。

これはよさそうということで、インストールしてみた。

LilyPondってどんなソフト?

すごく簡単にいうと、楽譜向けの \TeX
テキストファイルにコマンドで音符などを書いていき、楽譜やMIDIを出力させる。

ちなみに、楽譜向けの \TeXのマクロパッケージとしては、MusiXTeXというのもあるみたい。

ただ、LilyPondはそれとは別物で、昔こそバックエンドで \TeXを使っていたものの、今は直接PostScript(やPDF、PNG)を出力するようになってるみたい。
けど、その名残か、書き方はかなり \TeXに近い。

例えば、以下のような特徴がある:

  • コマンドは\(バックスラッシュ)で始まる
  • コメントは%(パーセント)で始まる

LilyPondのファイルの一例を挙げると、以下のような感じ:

\version "2.18.2"

% メリーさんの羊(冒頭)
% merry.ly

\header {
  title = "メリーさんの羊"
}

\score {
  <<
    \relative c' {
      \tempo 4 = 120
      e4. d8 c4 d | e4 e e r |
      d d d r | e g g r |
    }
    \addlyrics {
      メ リ さん の ひ つ じ
      ひ つ じ             
      ひ つ じ             
    }
  >>
  \layout { }
  \midi { }
}

これをコマンドにかけてやると、以下のような出力が得られる:

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さらに、MIDIファイルも出力される。

ダウンロード

まずはダウンロードから。

公式HPの「ダウンロード」からダウンロードできる。

自分はMacなので、Mac OS Xのページからx86向けのバイナリ(lilypond-2.18.2-1.darwin-x86.tar.bz2)をダウンロードした。

ダウンロードしたものを解凍すると、LilyPond.appが出来るので、それをアプリケーションのフォルダ(/Applications)にコピー。

あとは、コピーしたLilyPond.appを実行すれば、LilyPond(GUI)が立ち上がる。
(※たぶんセキュリティで一回ブロックされるので、「システム環境設定」の「セキュリティとプライバシー」から実行許可を与える必要があることに注意)

README的な文章を一緒に表示されるので、まずはその手順に従ってみるといいと思う。
最初の一歩という感じで、簡単な楽譜が作れるんで。

コマンドラインからの実行

さて、そんなわけで、GUIからも一応ファイルの作成〜タイプセットまで出来るようにはなっているものの、実際には使い慣れたエディタを使いたいわけで、コマンドラインから実行できるに越したことはない。

ということで、コマンドラインから実行(タイプセット)が出来るようにした。

LilyPondの各コマンドは、LilyPond.app/Contents/Resources/bin以下に置かれている。
ここに直接PATHを通してもいいんだけど、いろいろコマンドが置かれてるんで、ヘルパースクリプトを用意して~/binとかに置き、そこにPATHを通した方がいいみたい。

以下のヘルパースクリプト~/bin/lilypondとして用意:

#!/bin/bash
exec /Applications/LilyPond.app/Contents/Resources/bin/lilypond "$@" 

そして、実行権限をつける:

$ chmod 755 ~/bin/lilypond

あとは、~/binにPATHを通してあげればいい。
(自分の場合、すでに~/binにPATHを通していたんで、特に何もしなかった)

コマンドの構文は、以下のとおり:

$ lilypond [OPTION]... FILE...

主なオプションは、以下:

オプション 説明
-I<dir>,
--include=<dir>
<dir>を入力ファイルのサーチパスに追加する。
-o<file>,
--output=<file>
出力ファイル、もしくは、ディレクトリを指定する。
-l<level>,
--loglevel=<level>
コンソールの出力を設定する。
<level>は以下のいずれか:
  • NONE
  • ERROR
  • WARN
  • BASIC_PROGRESS
  • PROGRESS
  • INFO(デフォルト)
  • DEBUG
-f<format>,
--format=<format>
出力フォーマットを指定する。
<format>は以下のいずれか:
--ps PostScriptを出力。
--pdf PDFを出力。
--png PNGを出力。
-h,--help ヘルプを出力して終了。
-v,--version バージョンを出力して終了。
-V,--verbose 冗長出力する。

他にも、高度なオプションのための-dなどがあったりする。

パッチ

さて、これで問題なく動けばいいんだけど、自分の環境の場合、いくつか問題があったので、ローカルで修正を入れた。

まず、PNGを出力させようと--pngオプションを指定したら、次のようなエラーが出た:

Converting to PNG...dyld: Library not loaded: ./bin/../sobin/libgs.8.70.dylib
  Referenced from: /Applications/LilyPond.app/Contents/Resources/bin/../bin/gs
  Reason: image not found

調べてみると、PNGを出力させるのに内部的にGhostScript(コマンドはgs)を使っているっぽいのだけど、そのリンクすべき動的ライブラリのパスが間違っているっぽい。

$ cd /Applications/LilyPond.app/Contents/Resources/bin
$ otool -L gs  # リンクの確認
gs:
    ./bin/../sobin/libgs.8.70.dylib (compatibility version 0.0.0, current version 0.0.0)  # これが正しくない
    /usr/lib/libSystem.B.dylib (compatibility version 1.0.0, current version 88.1.2)

libgs.8.70.dylibは、LilyPond.app/Contents/Resources/lib/libgs.8.70.dylibにあるので、install_name_toolコマンドで以下のように修正:

$ install_name_tool -change ./bin/../sobin/libgs.8.70.dylib @executable_path/../lib/libgs.8.70.dylib gs

これでPNGの出力自体は出来るようになったんだけど、まだ以下のようなワーニングが出ていた:

Converting to PNG...
*** Warning: GenericResourceDir doesn't point to a valid resource directory.
               the -sGenericResourceDir=... option can be used to set this.

これは、GhostScriptのGenericResourceDirの設定が正しくないっぽい。

GenericResourceDirの設定は、LilyPond.app/Contents/Resources/share/ghostscript/8.70/Resource/Init/gs_res.psに書かれていたので、以下のように修正:

-   /GenericResourceDir () .resource_dir_name
+   /GenericResourceDir (/Applications/LilyPond.app/Contents/Resources/share/ghostscript/8.70/Resource/) .resource_dir_name

これでワーニングも出ないようになった。

Vimの設定

さらに、vimのLilyPond用の設定が用意されていたので、それも設定した。

~/.vimrcに、以下を追加:

filetype off
set runtimepath+=/Applications/LilyPond.app/Contents/Resources/share/lilypond/current/vim/
filetype on

これでLilyPondのファイルタイプが認識され、インデントや構文ハイライトが使えるようになった。

画像出力

ちなみに、そのまま出力すると、A4で出力されることになる。
それだと、ちょっとした画像を貼りたいときには、不便。

そんな場合には、以下のようにすればいいみたい:

まず、余計な余白を出さない設定を追加する:

\paper {
  indent=0\mm
  line-width=120\mm
  oddFooterMarkup=##f
  oddHeaderMarkup=##f
  bookTitleMarkup = ##f
  scoreTitleMarkup = ##f
}

そして、コマンドラインで以下のように高度なオプションを指定すればいい:

# PNG
$ lilypond -dbackend=eps -dno-gs-load-fonts -dinclude-eps-fonts --png (ファイル名)

# 透過PNG
$ lilypond -dbackend=eps -dno-gs-load-fonts -dinclude-eps-fonts -dpixmap-format=pngalpha --png (ファイル名)

これで出力すると、以下のようになる:

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余白がなくて、いい感じ。

今日はここまで!

デュエルエクスマキナで遊んでみた。

以前あれほど遊んでたシャドウバースを、最近は全然やってない。
とりあえずログインして、ログインボーナスをもらうだけ。

というのも、「昏き底より出でる者」(どうみてもクトゥルフ)というカードが酷すぎて、どうしようもなかったから。
ライフが20点のゲームで、単体で16点入れられるカードが6ターン目に出てくるとか、頭が悪すぎる。
しかも、それ相応のリスクがあるのならまだしも、序盤も圧倒的に強くてスキがなく、あるいは、対策して除去をしても8点ダメージが入るとか、ホントどうしようもない。

さすがに酷すぎたんでナーフが入ったけど、正直もうシャドウバースはダメだと思う。
失敗して強くしすぎたパワーカードをナーフで対応するんじゃなくて、さらに強いパワーカードを出して対応していくという運営の方針が災いして、インフレがどうしようもないレベルになってしまってる。
もちろん、その方が短期的なお金の回りがいいのは分かるんだけど(ナーフは補填が必要なのでコストがかかる&より強いカードを出した方がパックが売れて儲かる)、結果的にはゲームの寿命を縮めてしまって、ダメだと思う。

そんな「昏き」にナーフは入ったものの、今回のパックのコンセプトが全クラスが使えるニュートラルカードの強化というもので、どのクラスも序盤の動きが似たり寄ったりに。
さらに、今後はこれらのニュートラルカードを超えるようなカードが入らないと、ずっとニュートラルが使われ続けて環境に変化が出てこないわけで、インフレがさらに加速する未来しか見えなくて、ダメダメ。
イラストもキレイで面白いゲームだったのに、残念。

そんわなけで、前置きが長くなったけど、最近遊んでいるのがデュエルエクスマキナというゲーム。

今日はこのデュエルエクスマキナの紹介。

本記事は「DXM記事投稿キャンペーン」のエントリー記事です。
テーマ:初心者攻略指南
Twitterアカウント名:@yappy0625

デュエルエクスマキナってどんなゲーム?

デュエルエクスマキナは、シャドウバースやハースストーンと同様の、二人対戦のTCGトレーディングカードゲーム)。

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自分の持っているカードから30枚を選んでデッキにし、そのデッキを持ち寄ってバトルして、先に相手のライフを0にした方が勝ち。
ちなみに、初期ライフは20。

シャドウバース(やハースストーン)と同様に、いくつかのクラス(デュエルエクスマキナでは「勢力」)があって、各勢力ごとに特徴がある。
デッキを作るときは、各勢力が使える専用カードと、どの勢力も使えるニュートラルカードを使うことになる。

勢力は5つあって、得意な速度帯の順番(速い順)に書くと、イズモ、オリンポス、アスガルド、トリニティ、ルクソール
これで、各勢力にメタが回るようなデザインになっている。

さらに、シャドウバースだとリーダー(デュエルエクスマキナでは「ガーディアン」)の能力に差はないけど、デュエルエクスマキナの場合、ハースストーンのヒーローパワーと同じように、各ガーディアンが使える固有の能力(ガーディアンパワー)があったりする。
各勢力に(現状では)ガーディアンが3人ずついるので、合計15のガーディアンがいて、まずはその中から一人を選び、デッキを作っていくことになる。

プレイはターン制で、先攻がまずプレイして、次に後攻がプレイして、というのを繰り返していく。
このとき、シャドウバース(やハースストーン)と同様に、最大PP(デュエルエクスマキナでは「マナ」)がターンごとに1〜10まで上がっていく。
そのマナをカードのコスト分だけ支払ってカードをプレイし、シャドバでいうところのフォロワー(デュエルエクスマキナでは「ユニット」)を召喚したり、スペルを使ったりする。

そして、カードは、左上に書かれているのがコストで、左下に出てるのが攻撃力(デュエルエクスマキナでは「ATK」)、右下に出ているのが体力(デュエルエクスマキナでは「HP」)。

と、ここまで書くと、かなりシャドウバース(やハースストーン)に似ていることが分かる。

ちょっと違いを挙げておくと、デュエルエクスマキナだと「進化」はない。
ただ、代わりに、後手の初期手札は4枚で、マリガン(初手の引き直し)もこの4枚から選ぶことになる。
(シャドウバースだとマリガンは後手も3枚で、1ターン目だけ後手は2枚ドローする)
また、「恩恵のマナ」(ハースストーンでいうコイン)というカードが後手には与えられ、好きなタイミングで1マナだけ増やすことが出来るようになっている。
といっても、これはハースストーンと同じ仕様。

実のところ、ここまでに書いてきたことは、「ユーザの驚きを最小限にすべき」という原則に従っていて、とてもいいデザインだったりする。
既存と同じ部分は同じように扱えるようにしておいた方が、ユーザは困ることが少ないし、既存と違う部分にだけ集中することが出来るから。

じゃあ、どこが違うのかといえば、「見ての通り」。
そう、盤面が2x3のマスに区切られていて、地形が作られたりしている。

2x3の盤面と地形

デュエルエクスマキナでは、自分の盤面は2x3のマスに区切られていて、ユニットを出す場合、そのいずれかの空いているマスを選ぶことになる。
これがシャドウバースやハースストーンとの大きな違い。
そして、これが非常に興味深い効果を出してくれる。

出したユニットは基本的にはそのターンは攻撃できなくて、次のターンから攻撃可能になるんだけど、このとき、基本的には出したその列で攻撃を行うことになる。
なので、同じ列の前列に相手のユニットがあればそのユニットを攻撃し、それがいなければ同じ列の後列のユニット、さらにそれもいなければ相手ガーディアンに直接攻撃がいくようになっている。
このような仕組みになっているので、防御側がある程度どのユニットで攻撃を受けるのか(あるいはあえて受けないのか)を選択できるようになっている。

例えば、サポート的なユニットを後列において前列を強化したり、あるいは主力を後列に置いて前列には壁となる囮的なユニットを置いたりといったことが出来る。
これが、攻撃側が攻撃対象を決められるシャドウバースやハースストーンと大きな違いを生み出してくれる。

また、後攻でも有利交換を出来るように列を選択していけば、一方的に殴られ続けるということを防げる。
(もっとも、それだけだと先攻が常にマナ有利で有利交換できない場合もあるので、ちゃんと有利交換が出来るように「恩恵のマナ」のシステムが入ってる)

この「どの列で戦うのか」「前列に出すか後列に出すか」という部分が非常に興味深い。
「前列に出すとATKが1増える」といった能力が出来るのも、このマスの仕組みがあればこそ。

さらに、マスを地形に変えることが出来るというのも面白いシステム。
地形には、各勢力にまず基本地形(「山岳」「海洋」「氷河」「草原」「砂漠」)があり、基本地形で強化されるユニットが用意されていたりする。
その他にも、そのマスが空いていれば毎ターン1/1のユニットを出す地形があったり、その地形のユニットが破壊されたらカードをドローしてきてその地形を破壊する、という地形があったり、いろいろな能力を持った地形があるというのも面白い。
あるいは、「自分の場に地形が4つ以上あれば、『速攻』(出したターンに攻撃できる能力)を持つ」といった、地形の数を参照するカードも新しいパック(メシーカ)では追加されている。
地形を作るのは若干テンポロスではあるのだけど、それを取り返せるだけの能力を発動できることもあり、そのバランスがなんとも悩ましかったり。
さらには、相手の地形を破壊するカードや、邪魔になる地形を作るカードなんかもあったりして、この地形というシステムを入れることで、ゲームの幅が非常に広がっているのがとてもいい。

バランス

また、シャドウバースと違って、カードパワーがある程度抑えられたデザインになっているのもいいところ。
(まぁ、まだリリースされて日が浅いせいもあるかもしれないけど・・・)

例えば、シャドウバースだと4コストだと3/4が標準的なスタッツで、これにさらに能力がついてることが多いけど、デュエルエクスマキナだとバニラで3/3で、能力があるカードだと2/3や3/2だったりで、デメリットつきで4/4がいたりするぐらいの強さ。
7コスとかでも、シャドウバースだとマンモスがバニラで6/7で弱いと言われてるけど、デュエルエクスマキナだと7コスバニラは5/6とかで、能力持ちだともう少し下がる。
(って、今気がついたけど、トールは7コスで5/6の能力持ちか。強い。)

また、出した列で攻撃するという関係で、総力戦になりやすい印象がある。
捻り合いをして、最後に押し切った方が勝つ感じ。

勢力によっても強いコスト帯も違っていて、例えばイズモには低コストの優秀なスペルやユニットが多かったり(代わりに高コスト帯はパワー不足な印象)、オリンポスも低コストで速攻を持つユニットがいろいろいて畳み掛けやすく、他方、ルクソールだと高コストにアホみたいに強いカードがたくさんあったり(かといって、低コストもそこまで弱くないのがちょっとズルい)。

捻り合いになりやすいことから、今はルクソールのカードパワーがちょっと抜けてる感じはある。
メシーカで追加された「ミイラの兵長」や「ソベクの助勢」、「彷徨える石像」、「測定神セシャト」がアグロの猛攻を止めるのにかなり効果的で、後半になればカードパワーが圧倒的に強いので(「大気神アメン」とか、チートに近い)、そのまま圧倒できる。
「ミイラの兵長」とか、本来なら戦闘継続性を保ちたいアグロに与えられるべきカードだろうに、なぜにルクソールに追加されたし・・・
(「ミイラの兵長」は3コス2/1で、破壊時に2コス2/1の「ミイラの雑兵」を出す。合計スタッツ的に3コス4/2でオーバースタッツだし、これで顔面へのダメージを2回も防げる。)

ただ、じゃあ他の勢力がまったくダメかというとそんなことはなく、どの勢力もそれぞれ特徴を活かして戦える感じ。
プレイングが難しかったり、構築が難しかったりとかはあるけど。

初心者はどうすればいい?

とまぁ、ここまでが紹介で、じゃあ実際にプレイを始めるとしたら、どうしたらいいか、ということについて、少し。

シャドウバースやハースストーンをやったことがある人でも、この2x3の盤面と地形という要素は、かなりプレイ感に違いを感じると思う。
実際、自分も最初はどこにプレイしたらいいのか分からなくて、かなりモヤモヤした。

構築についても、(一部を除いて)飛び抜けた強さを感じるカードが少ないので(特にシャドウバースに慣れてしまっていると、あまりにカードがシャドウバースしてなくて(=ぶっ壊れてなくて))、難しく感じることが多いと思う。
デッキレシピとか見ても、弱すぎだろこれ、としか思えないし。

そんなわけで、まず最初に覚悟しておいて欲しいのが、このゲームはスルメゲーだということ。
やってすぐに面白さが分かるというものではなく、やってるうちに、なんかじわじわと面白さが分かってくる感じ。

なので、まずはストーリーを進めていくのがいいと思う。

最初はカードもほとんど持ってないから、初級のデッキレシピの一つを使っていく感じになって、多分やってみるとよく分からなくて「???」になると思う。
どうみても弱そうなデッキで(実際そこまで強くないんだけど)、コンピュータ相手に簡単に勝ててしまうので、「これ、よく分からないけど、面白いのか・・・?」と感じられると思うんだけど、それを淡々とこなしていくうちに、「ん、んんん・・?」となってきて、「おいこれ無理ゲーやろwww」みたいなステージも出てくるんだけど、そんな場合は勢力を変えたりしてみると意外と勝てたりして、そんなこんなしてるうちに「実はこれ、面白いかも・・・!」と感じられてきたら、こっちのもの。

その頃になると、ストーリーである程度カードを貰えたり、ガチャを回したりしてカードが増えてるので、試しにデッキを作ってみるといい。
多分、頭抱えるw
で、コロシアムに参加。
すんなり勝ててしまうかもしれないし、上のレベルの人に簡単に捻られるかもしれないけど、「そんなカードがあるのか」とか、「それ強いやん」みたいな経験が出来て、いろいろ試してみたくなってくると思う。
あとは、動画を見るとか、ネットの情報を漁るとか、自分でいろいろ試行錯誤してみるとか、やりたいようにやればいいと思う。

動画を作ってみた

実際にどんな感じのプレイなのか、試しに動画を作ってみたので、ぜひ。

捻り合いをしてる感じが伝わると思う。
いやー、この試合はしんどい時間が長かったけど、なんとか勝てたのでよかったw

今日はここまで!

MacでiPhoneの画面を録画してみた。

iPhoneをいじってるとたまにあるのが、iPhoneの画面を録画したいなぁ、ということ。
例えば、ゲームをやっていて、そのゲームを紹介するため、とか。

けど、iPhoneの画面のスクリーンショットを撮ることは簡単に出来るわけだけど(電源ボタンを押しながらホームボタンを押せばいい)、動画を録るとなると、意外と方法が見つからない。

ちょっと検索すると出てくるのは、脱獄して怪しいアプリを入れるだとか、Appストア以外からアプリを落としてきて入れるとか、そんなのばっかり。

一時期試してたのは、iPhoneの画面をMacに映して、Macの画面を録画するという方法。

実のところ、Macの画面を録画するのは簡単。
動画も作ってたり。

そして、AirPlayを使えばiPhoneの画面をMacに映せるという情報があったので、その情報を元に試行錯誤。
しかし、めっちゃ頑張ったのに、出来ず・・・

が、なんと!
実はMacならそんな大変なことをしなくてもiPhoneの画面を録画できることが判明!
今までの苦労はなんだったんだろう・・・

ということで、今日はその方法の紹介。

QuickTime Player

何を使うのかというと、QuickTime Player

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Macにバンドルされているので、動画を見るときにお世話になってる人も多いはず。

QuickTime Playerは、前述の通り、Macの画面を録画することも出来るんだけど、なんと、iPhoneiPadの画面を録画することも出来る!

やり方は簡単。

まず、iPhoneiPadをケーブルでMacに接続。

次に、QuickTime Playerを起動し、メニューから「ファイル」-「新規ムービー収録」を選択する。
たぶん、デフォルトの状態だと、Mac内蔵のカメラが起動して、自分自身の姿が映し出されるはず。

ここで、入力をiPhoneに変えてやるために、録画開始ボタンのすぐ横にある「V」の形をしたボタンを押す。

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こんな感じのドロップメニューが表示されるはずなので、「カメラ」「マイク」の両方を「iPhone」にする。

もし、iPhoneがスリープ状態なら、スリープ状態を解除。
すると、こんな感じでiPhoneの画面がMacに映るはず。

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なお、ついついこの状態でMacのマウスを操作してiPhoneを操作しようとしてしまうけど、これはあくまでiPhoneの画面を映してるだけなので、それでは操作できない。
実際にiPhoneを操作するには、iPhoneを触らないとダメ。
それと、iPhoneがミュートになっていると音が録れないので、ミュートは解除しておく必要がある。

あとは、録画開始のボタンを押せば、録画がスタートする。
録画を止めるには、同じボタンをもう一度押せばOK。

録画が終わったら、メニューから「ファイル」-「保存」を選択すれば、QuickTimeムービー(拡張子は.mov)として保存できるし、あるいは、「ファイル」-「書き出す」を選択すれば、MP4ムービー(拡張子は.m4v、あるいは.mp4)などに保存することも可能。

試しに録ってみた動画が、これ。

けっこうキレイに録れてるでしょ?
ただ録画して「書き出す」でMP4に書き出しただけだけど、なかなかいい感じ。

ちなみに、この動画でプレイしてるのは、デッドマンズドローというゲーム。

Dead Man's Draw

Dead Man's Draw

  • Stardock
  • ゲーム
  • 無料

ちゃんとリアルでも発売されてたりw

デッドマンズドロー 日本語版

デッドマンズドロー 日本語版

クニツィアの「ノミのサーカス」(もしくは、そのリメイクの「なつのたからもの」)のパクリでしょ、と言われることもあるけど、これはこれで楽しい。
カードを複数枚集めることに意味がない、と言われたりもするけど(「ノミのサーカス」の場合、セットを作るのに使えたりする)、このゲームはかなり攻撃的なので、複数枚持ってるのは防御にかなり役立つ。
あと、相手の使う能力が強すぎという話もあるけど、課金アイテムなしでも全然戦える。
もちろん、判断はかなりシビアになるけど。
雰囲気もいいし、お手軽だし、いいアレンジだと思うんだけどなぁ。

今日はここまで!

Dead Man's Draw

Dead Man's Draw

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デッドマンズドロー 日本語版

デッドマンズドロー 日本語版

なつのたからもの

なつのたからもの